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アルバニアでレンタカーを運転するときの交通ルールと注意点

更新日 2026年11月1日

アルバニア

市街地の制限速度は40km/hと低く、飲酒は少量でも違反になります。有料道路は数か所だけで、現金(レクかユーロ紙幣)かカードで支払います。道路の整備が遅れ運転マナーも荒いため、夜間や山道では特に注意が必要です。

基本情報(早見表)

一般的な乗用車を、運転経験のある成人が運転する場合の規定です。上付きの数字は「出典・参考資料」の番号を示します。

通行方向
右側通行1
市街地
40km/h23詳しく
市街地外の一般道
80km/h23詳しく中央分離帯のある幹線道路(rrugë interurbane kryesore)は90km/h
高速道路
130km/h(標識は110km/hの区間が多い)4567詳しく2023年の改正で法律上は110km/hから引き上げ。標識に従ってください。免許2年未満は90km/h
飲酒運転
0%(少しでも飲酒したら運転不可)28詳しく法律は飲酒後の運転を禁止。0.3g/L以下でも罰金。ADACとRACは0.01%と案内
高速料金
ほとんど無料。数か所の料金所で現金またはカードで支払い910詳しく現金はレクかユーロ紙幣。ビニエットはありません
昼間のライト
昼もライト点灯3
必携の装備
三角表示板、救急箱、反射ベスト811月1日〜4月30日はチェーンも必要です
冬季の装備
11月1日〜4月30日はチェーンを携行38冬タイヤの一般的な義務はありません
進入規制区域
ティラナでは違法駐車はレッカー移動される8駐車の規制区域は標識で示されます。低排出ゾーンの情報はありません
携帯電話
手に持って使うのは禁止23運輸当局はイヤホンの使用も違法と案内。ADACはハンズフリーは可としています
緊急通報
警察129、救急127、消防128111連絡先緊急時の共通番号112も利用できます
日本の免許証
国外運転免許証(ジュネーブ条約)と日本の免許証111213在アルバニア日本国大使館は国際運転免許証が有効と案内。入国後の有効期間は記載がありません

各国の数値を並べて比較するには交通ルール比較表をご覧ください。マイナ免許証のみでは、海外で運転免許証として認められないおそれがあります(詳細)。

アルバニアの道路標識

アルバニアの標識はイタリアの体系をほぼそのまま採り入れたウィーン条約型で、高速道路の案内は緑、市街地外の国道は青、市街地は白が基調です。市街地の一般制限速度は40km/hと低く、白い地名標識が速度を落とす合図になります。有料道路はA1(ミロト〜モリネ)などわずかで、料金所で現金(レクまたはユーロ紙幣)かカードで支払います。

ウィーン条約型で、道路法典の施行規則がイタリアの規則を手本にしているため、形も色もイタリアとほぼ同じです。警告は赤縁の白い三角、禁止は赤縁の白い丸、指示は青い丸、案内は四角で、文字はアルバニア語(ラテン文字)だけです。1514918

高速道路の案内標識
高速道路(緑)
出口Town
出口:Dalje
一般道の案内標識Town
一般道の案内(青)
市街地の入口Town
市街地の入口
制限速度40
制限速度(km/h)
優先道路
優先道路
右方優先の交差点の予告
右方優先の交差点
譲れ
譲れ

図は当サイトが形と色を再現したものです。実際の標識とは細部が異なります。

高速道路の案内標識149101918

高速道路の呼び方autostradë
案内標識の色緑
始まりの標識緑地に白で、高架の道路を正面から見た絵柄の大きな四角い標識(「AUTOSTRADË」、図II.345)が高速道路の始まりです。終わりは同じ絵柄に赤い斜線が入った標識で、主要な市街地外道路(rrugë interurbane kryesore)の始まりと終わりは同じ絵柄を青地にしたものです。
番号の付け方高速道路は「A」と数字(ミロト〜モリネのA1など)で表され、番号の標識は緑地に白です。国道は「SH」と数字(SH1、SH2など)で青地に白、欧州路線のE番号は緑地に白です。
出口の表示Dalje 出口の予告標識と分岐点の標識は緑地に白で、矢印と行き先の地名が示されます。出口は「Dalje」(定冠詞付きの「Dalja」と書かれることもあります)で、国道への分岐では青い枠が埋め込まれます。
高速道路以外の案内標識市街地外の国道(rrugë shtetërore)と県道(rrugë e rrethit)の案内標識は青地に白字、市街地内の道路と市街地の目的地への案内は白地に黒字です。欧州路線(E)と高速道路・トンネルへの案内は緑地に白字で、ホテルなどの施設への案内は市街地外でも白地です。
料金の表示有料なのはA1(ミロト〜モリネ)のカリマシュ料金所などわずかで、料金所の手前に料金所と支払い方法の案内標識が出ます。料金所には係員のいる「M」レーンと電子決済の「ETC」レーンがあり、係員のレーンでは現金(レク、またはユーロ紙幣のみ)かカードで支払います。ETCレーンは車載器(OBU)のある車専用で、2025年以降はティラナ近郊のトゥマネ〜カシャル道路やロガラ・トンネルでも通行料の徴収が報じられています。
補足出口の語「Dalje」と新しい有料区間の表示は公的な規則の本文で確認できておらず、報道と現地の案内に基づいています。高速道路の始まりの標識の大きさは300×170cmと規則で定められています。

市街地の入口・出口141517

市街地の入口Town
入口
市街地の出口Town
出口
見た目白地に黒字で町名を書いた横長の長方形の標識で、市街地(qendër e banuar)の入口に立ちます。出口は同じ標識に赤い斜線が入ったものです。
入ると40km/h(市街地の一般制限速度。標識で別の速度が示される場合はそれに従います)
補足市街地の一般制限は周辺国より低い40km/hで、速度標識がなくても白い地名標識が見えたら40km/hに落としてください。市街地の範囲は各自治体の決定で定められます。

制限速度の標識15171420162122

制限速度40
制限速度
制限速度の終わり40
制限速度の終わり
すべての規制の終わり
すべての規制の終わり
形と単位赤い縁の丸、km/h。白地に赤い縁の丸に黒い数字で、単位は書かれておらずkm/hです。法律の一般制限速度は市街地40km/h、市街地外の一般道80km/h、主要な市街地外道路90km/h、高速道路130km/h(2023年の改正で110km/hから引き上げ)です。ただし130km/hの標識が立つのは一部の新しい区間だけで、多くの高速道路は標識で110km/h以下に抑えられています。
終わりの標識白い丸に細い黒い縁があり、終わる制限速度の数字の上に、右上から左下へ向かう黒い斜線が入った標識です。赤い縁はなく、その地点から区間の制限が終わります。
すべての規制の終わり白い丸に細い黒い縁と、右上から左下へ向かう黒い斜線(数本の平行線のこともあります)だけが入った標識で、文字はありません。それまでの禁止・制限の標識がすべて終わります。
補足国境の入口には、市街地、市街地外、主要な市街地外道路、高速道路の4つの枠に制限速度を示す標識が立ちます。免許取得後2年未満の運転者は高速道路と主要道路で90km/h、市街地外で80km/hが上限です。

優先関係の標識171822

優先道路
優先道路
優先道路の終わり
優先道路の終わり
譲れ
譲れ
止まれSTOP
止まれ
ラウンドアバウト
ラウンドアバウト
右方優先の交差点の予告
右方優先の交差点
標識のない交差点標識がなければ右から来る車が優先
優先道路の標識黄色のひし形
見た目優先道路は、細い黒い縁の白いひし形の中に黄色いひし形を描いた標識で、終わりは同じひし形に黒い斜線です。譲れは赤縁の白い逆三角で文字はなく、止まれは赤い八角形に白い縁と白で「STOP」です。標識のない交差点では右から来る車が優先で、その交差点の手前には赤縁の白い三角に黒い×形の十字を描いた警告標識(右方優先の交差点)が立つことがあります。
ラウンドアバウトラウンドアバウトの手前には赤縁の白い三角に反時計回りの3本の黒い矢印の警告標識があり、入口には青い丸に白の円形矢印と、赤縁の白い逆三角の「譲れ」が立ちます。法律で環道内を走る車が優先と定められているため、入るときは環道内の車に道を譲ってください。
補足交通量の多い交差点でも優先の標識が見にくいことがあり、右から来る車には常に注意が必要です。

アルバニア特有の標識・注意したい標識

料金所(A1 カリマシュ) Stacioni i pagesës – A1 Milot–Morinë9

見た目 料金所の手前に料金所の絵柄と支払い方法の案内標識が出ます。レーンの上部には係員のいる「M」、電子決済の「ETC」、両方に対応する「M+ETC」の表示があります。

意味 A1(ミロト〜モリネ)の料金所で、10本のレーンのうち係員のいるレーンでは現金(レク)、ユーロ紙幣、カードで支払えます。ETCレーンは車載器(OBU)のある車専用です。

対応 「M」の表示があるレーンに入り、現金かカードで支払ってください。レクの小銭かユーロ紙幣を用意しておくと安心です。

罰金の例 料金を払わずに通過すると未払いの通行料と違反の扱いになります。

国の一般制限速度の標識408090130

国の一般制限速度の標識 Kufijtë e përgjithshëm të shpejtësisë141516

見た目 国境の入口に立つ大型の標識で、4つの枠に市街地、市街地外、主要な市街地外道路、高速道路の一般制限速度が速度標識の絵柄で並びます。枠の縁と上部は、設置された道路に応じて青または緑です。法律上の数字は40、80、90、130ですが、2023年の改正前に立てられた標識の高速道路の数字が更新されているかは確認できていません。

意味 アルバニア国内の道路種別ごとの一般制限速度を知らせます。市街地の40km/hは周辺国より低い数字です。

対応 入国時に確認し、以後は白い地名標識から40km/hを基本にしてください。

罰金の例 10km/h以下の超過で1,000〜3,000レク、10〜30km/hの超過で2,000〜4,000レク、市街地で20km/h超の超過では免許停止もあります。

自動車専用道路の始まり

自動車専用道路の始まり Rrugë e rezervuar për mjete me motor1416

見た目 青地に白で正面から見た車の絵柄を描いた四角い標識(図II.314)で、終わりは同じ絵柄に赤い斜線(図II.315)です。主要な市街地外道路の始まりは、高速道路と同じ高架道路の絵柄を青地にした標識です。

意味 高速道路ではないものの、高速道路と同じ規則が適用される自動車専用道路です。歩行者、自転車、原付は入れず、制限速度は90km/hです。

対応 青い高架道路の絵柄や車の絵柄は高速道路(緑)と区別し、制限速度は高速道路の130km/hではなく90km/hと考えてください。

罰金の例 速度超過は超過幅に応じて罰金が科されます。

峠の通行状況と冬用タイヤ・チェーンの標識Hapur

峠の通行状況と冬用タイヤ・チェーンの標識 Tabela e kalimit malor – goma dëbore / zinxhirë14

見た目 峠道の入口に立つ大きな案内標識で、上の枠が緑地に白で「Hapur(開通)」、または赤地に白で「Mbyllur(閉鎖)」を示し、下の枠に冬用タイヤやチェーンの絵柄が入ります。青い丸にチェーンの絵柄が入ると装着が義務です。

意味 峠が通れるかどうかと、冬用タイヤやチェーンが推奨か義務かを知らせます。

対応 冬にロガラ峠やコラブ山地など山岳路を走る場合は、この標識で「Mbyllur」なら引き返し、チェーンの義務があれば装着してください。

罰金の例 義務の区間でチェーンを付けないと罰金の対象になります。

ラウンドアバウト(環道内が優先)

ラウンドアバウト(環道内が優先) Rrethrrotullim17

見た目 手前に赤縁の三角に円形矢印の警告標識、入口に青い丸に白の円形矢印の指示標識と赤縁の逆三角の「譲れ」が立ちます。

意味 法律で環道内を走る車が優先と定められています。右方優先の例外です。

対応 入るときは左から来る環道内の車に道を譲り、出るときは右のウインカーを出してください。

罰金の例 優先を守らないと罰金の対象になります。

住宅ゾーン

住宅ゾーン Zonë banimi14

見た目 白い四角い標識に家と遊ぶ子どもの絵柄が描かれ、出口は同じ絵柄に赤い斜線の「FUND I ZONËS SË BANIMIT」(図II.319)です。白い補助板に守るべき規則が書かれます。

意味 歩行者と子どもの遊びが優先される住宅地で、徐行と補助板に示された特別な規則が適用されます。

対応 歩く速さに近い速度で走り、歩行者に道を譲ってください。

罰金の例 規則に違反すると罰金の対象になります。

標識に出る現地語

標識の表記意味主な場所
Dalje / Dalja出口高速道路
Devijim迂回路工事・通行止め
Punime në rrugë道路工事一般道・高速道路
Rrugë e mbyllur通行止め一般道
Ndalim parkimi駐車禁止市街地
Pagesë / Stacion pagese料金所有料道路
Ngadalë徐行一般道
Jep përparësi譲れ交差点
STOP止まれ交差点・国境
Qendër市街地中心部案内標識
Aeroport空港案内標識
Polici警察市街地・国境
Doganë税関(国境検問)国境
Karburantガソリンスタンド案内標識
Tunelトンネル山岳路・高速道路

隣国との違い

車で直接行き来できる隣国に入ると変わる点です。国境を越える予定がある場合は、隣国のページの「道路標識」の章も併せてご覧ください。

モンテネグロと北マケドニアに入ると市街地の一般制限が50km/hに上がり、一般道の案内標識が黄色に変わります。ギリシャの市街地は2026年から原則30km/h(片側2車線以上の道路などは50km/h)で、警告の三角は黄色地です。

国高速道路の案内標識市街地の入口速度の単位標識のない交差点高速道路の料金ページ
アルバニア(この国)緑白地に町名km/h標識がなければ右から来る車が優先ほとんど無料。数か所の料金所で現金またはカードで支払い—
モンテネグロ緑黄色地に町名km/h標識がなければ右から来る車が優先ソジナ・トンネル2.50ユーロ、高速道路(全区間)3.50ユーロ標識の章
北マケドニア緑黄色地に町名km/h標識がなければ右から来る車が優先区間ごとの料金所で支払い。デナル・ユーロの現金またはカード標識の章
ギリシャ緑白地に町名km/h標識がなければ右から来る車が優先有料区間が多い。料金所で現金またはカードで支払い標識の章

標識の形と色の基本、国ごとの違いの一覧は「国ごとの道路標識の違い」にまとめています。

アルバニアで運転するときの注意点

  1. 市街地は標識がなくても40km/h
  2. 料金所は数か所、レクまたはユーロの現金も用意
  3. 飲酒は少量でも違反、一杯でも運転は不可
  4. レンタカーで入国する場合は許可とグリーンカードが必要
  5. 夜は無灯火の車や深い穴に注意

1市街地は標識がなくても40km/h

変更されやすい項目です(時々大きく変わる)

乗用車の制限速度は、市街地40km/h、市街地外の一般道80km/h、中央分離帯のある幹線90km/hです。高速道路「autostradë(アウトストラデ)」の上限は2023年の改正で130km/hに引き上げられましたが、標識は110km/hのままの区間が多いと報じられており、標識の制限に従ってください。2026年8月7日からは、免許を取得して2年未満の人は高速道路90km/h、市街地外80km/hまでで、0時〜6時は同乗者なしで運転できません。

出典:アルバニア道路運輸サービス総局(安全運転冊子)、アルバニア公式出版センター(道路法典の統合条文 第140条)、NTV(ニュース)、ATSH(アルバニア国営通信)

2料金所は数か所、レクまたはユーロの現金も用意

変更されやすい項目です(時々大きく変わる)

アルバニアにビニエットはなく、多くの道路は無料です。料金所があるのは、コソボ方面の「Rruga e Kombit(ルルガ・エ・コンビト、国民道路)」ミロト〜モリネ間(カリマシュ・トンネル付近)、ティラナ空港付近のトゥマネ〜カシャル間(2025年の開始時で乗用車250レク)などです。現金はレクか、ユーロの紙幣(硬貨不可)で、カードも利用できます。南部のロガラ・トンネルは乗用車片道250レクの料金が定められていますが、2026年10月時点で徴収が始まったかは公式に確認できていません。

出典:アルバニア高速道路コンセッション(AHC)、Euronews Albania(ニュース)、Top Channel(ニュース、2026年4月6日)、Balkanweb(ニュース、2025年10月:ロガラ・トンネルの料金の官報掲載)

3飲酒は少量でも違反、一杯でも運転は不可

変更されやすい項目です(時々大きく変わる)

アルバニアの道路法は、飲酒後の運転を禁止しています。血中0.3g/L以下でも罰金、0.3〜0.5g/Lは罰金と免許停止、0.5g/Lを超えると刑事手続きに回されます。夜22時〜朝7時の違反は罰金が重くなります。2026年8月からは、0.5g/L超を繰り返した人の免許を永久に取り消せるようになりました。

罰金の例0.3g/L以下でも5,000〜15,000レク

出典:アルバニア道路運輸サービス総局(安全運転冊子)、ATSH(アルバニア国営通信)

4レンタカーで入国する場合は許可とグリーンカードが必要

変更されやすい項目です(時々大きく変わる)

アルバニアは、ナンバーだけで保険が認められる協定(多国間協定)に加盟していません。外国ナンバーの車は、アルバニア(AL)が有効なグリーンカードがなければ国境で保険に加入する必要があります。ADACによると、セルビアでは多くのレンタカー会社がアルバニアへの持ち出しを認めていません。車体に目立つ傷がある車は、警察の損傷証明がないと出国できません。

出典:ADAC、グリーンカード協議会(Council of Bureaux)、ADAC(セルビア)

5夜は無灯火の車や深い穴に注意

法令ではなく、現地の慣習です

外務省によると、アルバニアの道路は全体に整備が遅れ、運転マナーも良くないため交通事故が多くなっています。ADACは、主要な道路以外では標識の不十分な工事区間、無灯火の車や荷車、深い穴、舗装のない路肩に注意するよう呼びかけています。暗くなる前に目的地に到着する計画にしましょう。

出典:外務省 海外安全ホームページ、外務省(世界の医療事情)、ADAC

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アルバニアで起きているトラブル

道路の陥没や急な車線変更、摩耗したタイヤ

外務省によると、道路は一般的に整備が遅れており、交通マナーも良いとは言えません。大使館によると、道路には大小の陥没が多く、方向指示器を出さずに急に車線を変える車や、速度違反や乱暴な運転をする車が多く見られます。タイヤの摩耗が激しい車が多く、雨や雪、路面凍結時にはスリップ事故が多くなります。

対策車間距離を十分に取り、雨や雪の日は特に速度を落としてください。長距離の移動はできるだけ複数人や複数の車で行い、夜間の移動は控えましょう。

出典:外務省 海外安全ホームページ(アルバニア 安全対策基礎データ)(2025年4月)、在アルバニア日本国大使館「安全の手引き」(交通事情と事故対策)(2025年1月)

事故当時の対応が後の刑事・民事責任に影響

在アルバニア日本国大使館によると、交通事故は過失の程度によって刑事責任や民事責任を問われることがあります。事故当時の対応が、後の当局による取調べや民事訴訟に影響します。

対策その場で安易に示談に応じず、誤解を招く言動を避け、すぐに交通警察官を呼んでください(警察は129番)。レンタカー会社にも連絡し、指示を受けましょう。

出典:在アルバニア日本国大使館「安全の手引き」(交通事故に遭った場合)(2025年1月)

外国ナンバー車の速度違反が後日国境で判明

外国ナンバーの車が速度カメラで記録されても、その場では知らされないことがあります。コソボの運転者がラチ〜トゥマネ間の道路で記録された違反を知らされないまま、後に同じ車でアルバニアに入ろうとして国境で止められたと報じられました。罰金は、支払い期限の15日を過ぎると1日2%の延滞利息がつきます。

対策制限速度を守ってください。罰金を知らされた場合は、延滞利息がつく前に期限内に支払いましょう。

出典:Koha(報道)(2024年10月)、Koha(報道、国境警察の調書の内容)(2024年10月)

隣国で借りた車は国境で保険証明(グリーンカード)が必要

在セルビア日本国大使館は、セルビアの車でアルバニアなどに入る際、自動車保険が有効であることを示す証書(グリーンカード)の提示を求められることがあると案内しています。事前に用意していないと国境で購入することになり、割高になります。

対策国外へ出る予定は予約時にレンタカー会社へ伝え、グリーンカードなど国外で利用できる保険の書類が車にあるか出発前に確認してください。

出典:在セルビア日本国大使館「安全の手引き(セルビア共和国)」(2025年1月)、欧州委員会 Your Europe(他のEU加盟国でのレンタカー)

国を問わず起きているトラブルは「ヨーロッパ共通のトラブル」に、被害にあった際の手順は「盗難・紛失のときの手順」にまとめています。

旅行者の体験談に見られるトラブル(未確認情報、3件)は「旅行者の体験談」のページに掲載しています。

緊急時の連絡先

事故や故障の際の手順は「事故・故障のときの手順」をご覧ください。電話番号は公式の案内から転記していますが、変更されることがあります。出典のページでもご確認ください。

緊急通報(警察・救急・消防)
警察129、救急127、消防128緊急時の共通番号112も利用できます
故障・パンク時の連絡先(ロードサービス)
レンタカー会社契約書などに記載された24時間対応窓口に最初に連絡します。自分でレッカー車や修理業者を手配しないでください。
ACA(アルバニア自動車クラブ)+355 4 23 87 017会員向けのサービスです(会員の種類ごとに無料の回数があります)。会員以外の扱いは記載されていません。携帯電話の番号は +355 6760 01 222 です。ロードサービス専用ではなく、会員・顧客向けのコールセンターの番号です。
日本大使館・総領事館
在アルバニア日本国大使館ティラナ+355 4 454 7930閉館時の緊急電話は +355 69 709 1005 です。ウェブサイト

出典:外務省 海外安全ホームページ、在アルバニア日本国大使館(安全の手引き)、ACA ロードサービス、ACA 入会案内、ACA 会員パッケージ、在アルバニア日本国大使館(大使館情報)、外務省 在外公館リスト

ほかの国・地域の番号、外務省の窓口、たびレジの案内は「国ごとの緊急連絡先」にまとめています。

出典・参考資料

  1. 外務省 海外安全ホームページ anzen.mofa.go.jp
  2. アルバニア道路運輸サービス総局(安全運転冊子) siguriarrugore.dpshtrr.al
  3. ADAC adac.de
  4. アルバニア公式出版センター(道路法典の統合条文 第140条) qbz.gov.al
  5. NTV(ニュース、改正法の条文を引用) ntv.al
  6. Tv Klan(ニュース、2024年) tvklan.al
  7. ATSH(アルバニア国営通信) ata.gov.al
  8. RAC(英国自動車クラブ) rac.co.uk
  9. アルバニア高速道路コンセッション(AHC) ahc.al
  10. Euronews Albania(ニュース) euronews.al
  11. 在アルバニア日本国大使館(安全の手引き) al.emb-japan.go.jp
  12. 警察庁(ジュネーブ条約締約国一覧) npa.go.jp
  13. 外務省(運転免許) mofa.go.jp
  14. アルバニア道路法典施行規則(国の制限速度の標識) qbz.gov.al
  15. Polikum(道路法典第140条第9項:罰則) polikum.al
  16. NTV(2023年4月の道路法典改正の施行:高速道路110→130km/h) ntv.al
  17. アルバニア道路法典 第143条(優先) mb.gov.al
  18. Wikipedia: Road signs in Albania en.wikipedia.org
  19. Top Channel(ロガラ・トンネルの通行料、2026年4月) top-channel.tv
  20. アルバニア官報(法律58/2026、道路法典の改正:初心運転者の制限) qbz.gov.al
  21. アルバニア首相府(トゥマネ〜カシャル道路の開通、2024年6月) kryeministria.al
  22. Wikimedia Commons:ウィーン道路標識条約の標識の解説(C17a すべての禁止の終わり) commons.wikimedia.org