1速度の標識はマイル表示、30mphは時速約48km
標識の数字はマイル毎時(mph)で、30mphは約48km/h、60mphは約97km/h、70mphは約113km/hに相当します。街灯のある道は、標識がなくても30mph(ウェールズは20mph)です。白い丸に黒い斜線1本の標識は「全国一律の制限速度」を意味します。乗用車の場合、一般道で60mph、中央分離帯のある道(dual carriageway、デュアル・キャリッジウェイ)と高速道路で70mphです。
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日本と同じ左側通行ですが、速度はマイル表示で、ラウンドアバウトが非常に多い国です。ロンドンの渋滞税や料金所のない橋・トンネルは自分でネットで支払う必要があり、忘れると罰金の通知が届きます。
一般的な乗用車を、運転経験のある成人が運転する場合の規定です。上付きの数字は「出典・参考資料」の番号を示します。
各国の数値を並べて比較するには交通ルール比較表をご覧ください。マイナ免許証のみでは、海外で運転免許証として認められないおそれがあります(詳細)。
イギリスは左側通行で、標識の形と色の体系は欧州大陸に近いものの、速度の単位がmph(マイル毎時)である点、市街地の入口を示す法的な町名の標識がなく街灯の有無で制限速度が決まる点、「国の一般制限速度」を示す黒い斜線の白い丸、ラウンドアバウトで右から来る車に譲る規則が独特です。ロンドンの渋滞税(Congestion Charge)とULEZ、料金所のない橋やトンネルの後払い、停車禁止の赤い線など、知らずに違反すると罰金通知が届く仕組みも多くあります。
道路標識及び信号に関するウィーン条約には加盟していませんが、形と色の考え方は共通で、丸は命令(赤い縁取りは禁止、青は指示)、三角は警告、長方形は案内です。案内標識は高速道路が青、主要道路(primary route)が緑、それ以外が白で、観光地は茶色です。すべての文字は英語で、ウェールズではウェールズ語との2言語、スコットランドの一部ではゲール語が併記されます。速度の表示はすべてmphで、km/hの併記はありません。25223
図は当サイトが形と色を再現したものです。実際の標識とは細部が異なります。
| 高速道路の呼び方 | Motorway |
|---|---|
| 案内標識の色 | 青 |
| 始まりの標識 | 青い長方形に白で、2本の車道の上を橋が横切る絵柄の標識が高速道路の始まりで、ここから高速道路の規則と国の一般制限速度70mphが適用されます。終わり(End of motorway)は同じ絵柄に赤い斜線が入ります。 |
| 番号の付け方 | 高速道路は「M」と数字(例:M1、M25)で、青地に白字で書かれ、番号の枠や盾形はありません。一般道が高速道路の規格になっている区間は「A1(M)」のようにA番号に(M)が付きます。主要道路は「A」と数字で、緑地の標識では黄色い文字、白地の標識では黒い文字です。欧州路線のE番号は表示されません。 |
| 出口の表示 | Junction 出口は「exit」ではなく「junction」(ジャンクション)と呼ばれ、番号は青い標識の左下または左上の隅にある黒い四角の中に白い数字で書かれています。出口の1マイル・半マイル手前に青い予告標識が立ち、分岐点の手前には白い斜線が3本・2本・1本と減っていく青いカウントダウン標識(1本が100ヤード)が並びます。標識の下向きの矢印は「この車線に入れ(Get in lane)」の意味です。 |
| 高速道路以外の案内標識 | 主要道路(primary route)の案内標識は緑地に白字で、道路番号は黄色の文字です。それ以外の道路(non-primary route)の案内標識は白地に黒字で黒い縁取りがあります。緑の標識の中の青い枠は高速道路へ、白い枠は地元の道へ、茶色の枠は観光地への方向です。黄色地に黒字の標識は工事などの迂回路(Diversion)で、黒い四角・丸・三角・ひし形の記号で迂回路を区別します。 |
| 料金の表示 | 高速道路はほぼ無料で、料金所があるのはバーミンガム北側のM6 Toll(M6有料道路)だけです。ロンドン東側のM25のダートフォード橋・トンネル(Dartford Crossing)は料金所がなく、通過した翌日の深夜0時までに自分でDart Chargeを支払います。マージー川のMersey Gateway橋やタイン川のTyne Tunnelも同じ後払い方式です。これらの手前には「Pay online」「Dart Charge」「Pay by midnight tomorrow」と書かれた標識が立ちます。 |
| 補足 | 高速道路の制限速度は70mph(約113km/h)です。電光掲示板に出る数字は可変の制限速度で、カメラで取り締まられます。路肩を走行車線として使う区間(smart motorway)では、車線の上の赤い×印の車線に入ってはいけません。 |
| 見た目 | 町や村の入口には、白地に黒い縁取りで町名を書いた標識が立ち、「Please drive carefully」(安全運転を)などの言葉や町の紋章が添えられることがあります。ただしこの標識は案内のためのもので、制限速度を決める法的な効力はありません。制限速度は、町名の標識と同じ柱や少し先に立つ赤縁の丸い「30」(ウェールズでは「20」)の標識で始まります。 |
|---|---|
| 入ると | 30mph(街灯のある道路。ウェールズは20mph) |
| 補足 | イギリスでは、高速道路以外で街灯が並んでいる道路は、標識がなくても30mph(約48km/h)です。ウェールズでは2023年9月から20mph(約32km/h)になりました。街灯のある道で30mphの小さな繰り返し標識は立てられないため、「街灯が見えたら30mph」と覚えておく必要があります。 |
| 形と単位 | 赤い縁の丸、mph。白地に赤い縁取りの丸に黒い数字で制限速度が書かれ、単位はmph(マイル毎時)で数字だけが表示されます。30は約48km/h、40は約64km/h、50は約80km/h、60は約97km/h、70は約113km/hです。制限の始まりは大きな標識、続いていることを知らせる繰り返し標識は小さく、路面にも数字が描かれます。 |
|---|---|
| 終わりの標識 | 制限速度の終わりは、次の制限速度の標識か、「国の一般制限速度(national speed limit applies)」の標識で示されます。この標識は白い丸に、右上から左下へ45度に傾いた黒い太い帯が1本入ったもので、縁取りも数字もありません。この標識から先は、中央分離帯のない道で60mph、中央分離帯のある道と高速道路で70mphです。 |
| すべての規制の終わり | 「すべての規制の終わり」を示す標識はありません。黒い斜線の白い丸は制限速度に関するもので、その先は道路の種類ごとの一般制限速度に戻ります。工事区間の終わりは「End」と書かれた白い標識で、臨時の制限速度も同時に終わります。 |
| 補足 | 20mph区域の入口は「ZONE」の文字と「20」の標識、出口は「20」に斜線と次の制限速度を組み合わせた標識です。速度取締りのカメラは黒いカメラの絵柄の標識で予告され、「Average speed check」は区間平均速度の取締りです。 |
| 標識のない交差点 | 一般の優先規定はなく、標識と路面の線に従う |
|---|---|
| 優先道路の標識 | なし |
| 見た目 | 優先道路を示す黄色のひし形はありません。交差点では、脇道の側に赤い縁取りの白い逆三角形に黒字で「GIVE WAY」と書かれた標識と、路面の2本の破線(譲れの線)が置かれ、本線が優先です。「STOP」は赤い八角形に白い縁取りと白字の「STOP」で、路面の太い実線の手前で完全に停止します。標識も路面標示もない小さな交差点では、どちらにも優先権がなく、互いに譲り合います。右方優先を予告する専用の標識はありません。赤縁の白い三角に黒い十字の標識は「この先に十字路」の警告で、太い線の側が優先の道路です。 |
| ラウンドアバウト | ラウンドアバウト(roundabout)は、赤縁の白い三角形に、円を描く黒い3本の矢印の警告標識と、入口の「GIVE WAY」の破線で示されます。左側通行のため時計回りに回り、右から来る(すでに回っている)車に道を譲ります。青い丸に白い回転矢印の「ミニ・ラウンドアバウト(mini-roundabout)」は、路面の白い円を必ず回り、右から来る車に譲ります。出るときは左の方向指示器を出し、ラウンドアバウトの上の自転車にも道を譲ります。 |
| 補足 | 黄色の格子が描かれた交差点(box junction)には、出口が空いていない限り入れません。横断歩道(zebra crossing、白黒の縞と黄色い点滅灯)では、歩行者が渡ろうとしていれば必ず止まります。高速道路の合流では、本線の車が優先です。 |
見た目 白い丸に、右上から左下へ45度に傾いた黒い太い帯が1本入っているだけの標識です。縁取りはなく、数字も文字もありません。制限速度の区間の終わりや、町を出る地点、高速道路の工事区間の終わりに立ちます。
意味 ここから先はその道路の種類ごとの法定の上限が適用されます。乗用車は、中央分離帯のない一般道で60mph(約97km/h)、中央分離帯のある道路と高速道路で70mph(約113km/h)です。
対応 「規制なし」や「速度無制限」の意味ではありません。片側1車線の田舎道で60mphは速すぎることが多いため、道路の状況に合わせて走ってください。キャラバン(キャンピングトレーラー)やトレーラーをけん引する場合は、上限が10mph低くなります(中央分離帯のない道で50mph、中央分離帯のある道と高速道路で60mph)。車両重量3.05トン以下のキャンピングカー(motorhome)は乗用車と同じ上限です。
見た目 白い長方形の標識で、赤い丸に白い「C」の記号が描かれ、下の板に課金の曜日と時間帯が書かれています。上の部分に道路管理者(ロンドン交通局)の名前が入ることがあります。区域の境界の路面にも赤い丸に白い「C」が描かれることがあります。
意味 ロンドン中心部に平日7時〜18時、土日祝12時〜18時に車で入ると、1日18ポンドの課金が必要です。料金所はなく、カメラがナンバーを読み取ります。クリスマスから新年の祝日までは課金されません。
対応 区域に入った日の深夜0時までに公式サイトかアプリ(TfL Pay to drive in London)で支払ってください。走行した日の3日後の深夜0時までなら21ポンドで支払えますが、過ぎると罰金通知(PCN)がレンタカー会社経由で届きます。非公式の代行サイトは割高なので使わないようにしましょう。
罰金の例 期限内に未払いの場合は罰金通知(PCN)が届きます
見た目 ロンドンのULEZの境界の標識は、緑の長方形に白い文字と黒い縁取りで、白い丸い部分に緑の「LEZ」「ULEZ」の記号が描かれています。上にロンドン交通局(TfL)の名前を青字で書いた白い板、下に時間帯などを黒字で書いた白い板が付くことがあります。バーミンガム、ブリストル、シェフィールドなどのクリーンエアゾーン(CAZ)は、緑の丸の中に白い雲の記号を描き、雲の中にクラスを示す「D」などの文字が入った標識です。
意味 排ガス基準(ガソリン車はEuro 4、ディーゼル車はEuro 6)を満たさない車で入ると、ロンドンのULEZは1日12.50ポンド、ブリストルのCAZは1日9ポンドなどの課金が必要です。ULEZはロンドンの全区を対象に24時間(クリスマスを除く毎日)適用されます。外国ナンバーも対象です。
対応 イギリスで借りる新しいレンタカーはほぼ基準を満たしているため課金は不要ですが、受け取りの際に排ガス基準を確認してください。基準外の車なら、ULEZは走行日の3日後の深夜0時までに、CAZは走行日の6日後の深夜までに公式サイトで支払います。ULEZの課金とは別に、中心部の渋滞税も必要です。
罰金の例 基準外の車で未払いの場合は罰金通知(PCN)が届きます
見た目 青い長方形にバス、自転車、タクシーの白い絵柄と、運用時間(例:Mon-Fri 7-10am 4-7pm)が書かれた標識です。路面に「BUS LANE」と大きく書かれ、太い白線で区切られていることが多く、赤や緑に塗られた路面もあります。「Bus gate」は、バスだけが通り抜けられる短い区間で、「Except buses」の板が付いた進入禁止や「BUS GATE」の路面表示で示されます。
意味 標識に書かれた時間帯は、バス(と標識に描かれた自転車やタクシー)以外は走れません。時間の表示がなければ24時間です。多くの都市でカメラによる自動取締りが行われています。
対応 左折のために手前でバスレーンに入ることは、路面の破線になっている区間だけにしてください。カーナビが「Bus gate」の通りを案内することがあり、「Except buses」の標識を見たら進入禁止と考える必要があります。
罰金の例 罰金通知(PCN)は自治体により異なり、ロンドンでは160ポンド(14日以内の支払いで半額)
見た目 道路の端に赤い線が2本(または1本)引かれ、青い丸に赤い縁取りと赤い×印の「停車禁止」の標識に「RED ROUTE」「No stopping at any time」などの板が付いています。ロンドンの幹線道路に多く、単線の場合は近くの標識に停車できる時間が書かれています。
意味 2本の赤い線では、乗降や荷物の積み降ろしを含めて24時間いつでも停車できません。1本の赤い線は標識に書かれた時間帯だけ停車禁止です。黄色い線の駐車禁止より厳しく、短時間の停車も違反になります。
対応 ロンドンでは道路脇の線の色を必ず確認し、赤い線の区間では人を降ろすためにも止まらないでください。停車や駐車は白や赤で枠が描かれた区画(bay)だけで、枠の横の標識に目的と時間が書かれています。
罰金の例 ロンドンの罰金通知(PCN)は160ポンド(14日以内の支払いで半額)
見た目 M25のダートフォード区間の手前に、青い標識で「Dartford Crossing」「Dart Charge」「Pay online or by phone by midnight tomorrow」などと書かれた案内が続きます。料金所はなく、道路をまたぐ門型の構造物のカメラがナンバーを読み取ります。
意味 ロンドン東側でテムズ川を渡るM25のQE2橋(南行き)とトンネル(北行き)は、6時〜22時の通過に料金がかかり、通過した翌日の深夜0時までに自分で支払う方式です。夜間(22時〜6時)は無料です。
対応 通過後、翌日の深夜0時までにGOV.UKのDart Chargeのページで車のナンバーを入力して支払ってください。事前に支払っておくこともできます。支払いを忘れると罰金通知がレンタカー会社経由で届きます。マージー川のMersey Gateway橋やタイン川のTyne Tunnelも同じ後払い方式で、それぞれの公式サイトで支払います。
罰金の例 期限内に未払いの場合は罰金通知(PCN)が届きます
| 標識の表記 | 意味 | 主な場所 |
|---|---|---|
| Junction / J | 出口・インターチェンジ(高速道路、番号付き) | 高速道路 |
| Give Way | 譲れ | 交差点・ラウンドアバウト |
| Keep left | 左側を通れ(青い丸に白い矢印) | 中央分離帯・安全地帯 |
| No entry | 進入禁止(赤い丸に白い横棒) | 市街地 |
| One way | 一方通行 | 市街地 |
| Diversion | 迂回路(黄色の標識) | 工事・通行止め |
| Road works | 工事中 | 一般道・高速道路 |
| Road closed | 通行止め | 一般道 |
| No waiting / No stopping | 駐車禁止/停車禁止 | 市街地 |
| Bus lane / Bus gate | バス専用レーン/バス専用の通り抜け | 市街地 |
| Dual carriageway ends | 中央分離帯のある道路の終わり(対面通行に戻る) | 一般道 |
| Reduce speed now | ここで減速 | 高速道路の出口・一般道 |
| Services | サービスエリア | 高速道路 |
| Way out | 出口(駐車場・施設) | 駐車場 |
| Town centre / City centre | 市街地中心部 | 案内標識 |
| Ring road | 環状道路 | 案内標識 |
| Changed priorities ahead | この先、優先関係が変更 | 交差点の手前 |
| Passing place | 待避所(一車線の道で対向車とすれ違う場所) | スコットランド・ウェールズの田舎道 |
| Humps | 減速のための段差 | 市街地・住宅地 |
| Queues likely | 渋滞の可能性 | 高速道路・幹線道路 |
車で直接行き来できる隣国に入ると変わる点です。国境を越える予定がある場合は、隣国のページの「道路標識」の章も併せてご覧ください。
陸続きの隣国はアイルランドだけで、北アイルランドからアイルランド共和国に入ると制限速度の単位がmphからkm/hに変わり、標識の文字が英語とアイルランド語の2言語になります。アイルランドにも黄色いひし形の優先道路の標識はなく、ラウンドアバウトの規則は同じです。ユーロトンネルやフェリーでフランスに渡ると右側通行になり、速度はkm/hになります。
| 国 | 高速道路の案内標識 | 市街地の入口 | 速度の単位 | 標識のない交差点 | 高速道路の料金 | ページ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 青 | 白地に町名(速度の効力なし) | mph | 一般の優先規定はなく、標識と路面の線に従う | 有料の高速道路はM6 Tollのみ。ダートフォードの橋・トンネルも有料 | — | |
| 青 | 白地に町名(速度の効力なし) | km/h | 標識がなければ右から来る車が優先 | 一部の区間と橋・トンネルが有料。料金所で現金またはカード | 標識の章 |
標識の形と色の基本、国ごとの違いの一覧は「国ごとの道路標識の違い」にまとめています。
標識の数字はマイル毎時(mph)で、30mphは約48km/h、60mphは約97km/h、70mphは約113km/hに相当します。街灯のある道は、標識がなくても30mph(ウェールズは20mph)です。白い丸に黒い斜線1本の標識は「全国一律の制限速度」を意味します。乗用車の場合、一般道で60mph、中央分離帯のある道(dual carriageway、デュアル・キャリッジウェイ)と高速道路で70mphです。
回る向きは時計回りで、日本の環状交差点と同じです。進入する前に、右から来る車に道を譲ります。最初の出口で左へ出る場合は左のウインカーを出して左の車線から、右の方向へ出る場合は右のウインカーを出して右の車線から進入します。路面に白い円を描いただけの小さなもの(mini-roundabout、ミニ・ラウンドアバウト)も同じように回り、円の上は通らないでください。
変更されやすい項目です(毎年変わる)
ロンドン中心部の渋滞税区域を平日7〜18時、土日祝12〜18時に走行すると1日18ポンドかかり、事前または走行した当日中に支払います(走行した日の3日後の深夜0時までなら21ポンド)。料金所はなくカメラでナンバーを記録するため、TfL(ロンドン交通局)の公式サイトかアプリで支払い、非公式の支払いサイトは使わないでください。2026年1月からは電気自動車も有料です。ロンドン全域のULEZ(超低排出ゾーン)は、排ガスの基準を満たさない車だけに1日12.50ポンドがかかります。
罰金の例期限までに未納の場合は180ポンド(14日以内の支払いなら90ポンド)
変更されやすい項目です(時々大きく変わる)
ロンドンの東でM25の両端をつなぎ、テムズ川を渡るダートフォード・クロッシング(A282)は料金所がなく、ナンバーをカメラで読み取ります。6〜22時に通行すると乗用車は3.50ポンドで、通行した翌日の深夜0時までに公式サイト(Dart Charge、ダート・チャージ)などで支払います。22〜6時は無料です。非公式のサイトは正規の料金より高く請求することがあるため、検索で出てきたサイトの名前を確認してください。
罰金の例期限までに未納の場合は70ポンド(14日以内の支払いなら35ポンド、28日以内に未納だと105ポンドに増額)
出典:イギリス政府(ダート・チャージの料金)、イギリス政府(ダート・チャージの罰金)、ナショナル・ハイウェイズ、ナショナル・ハイウェイズ(ダートフォード・クロッシング)
変更されやすい項目です(毎年変わる)
ロンドン東部のブラックウォール・トンネルとシルバータウン・トンネルは2025年4月から有料で、6〜22時に通行すると乗用車は1回4.20ポンドです。3日後の深夜0時までにTfLのサイトかアプリで支払います(Auto Payに登録した車は時間帯によって安くなります)。リバプール近郊のマージー・ゲートウェイ橋とシルバー・ジュビリー橋も料金所がなく、乗用車は1回2.40ポンドです。渡った翌日の23時59分までに、merseyflow(マージーフロー)の公式サイトなどで支払います。
変更されやすい項目です(毎年変わる)
バーミンガムの近くを通る有料の高速道路M6 Tollは、料金所でカードのタッチ決済かスマートフォンで支払い、現金は使用できません。乗用車(Class 2)は全区間で12ポンドです(2026年7月7日からの料金で、3か月ごとに見直されます)。支払う手段がない場合は、料金所の呼び出しボタンを押すと支払通知が発行されるので、6日以内に支払ってください。
罰金の例支払通知から6日以内に未納の場合、少なくとも70ポンドが加算
道路の端の黄色い二重線は、時間に関係なく駐車禁止です。黄色い線が1本の場合は、近くの小さな標識に書かれた時間だけ禁止になります。ロンドンの幹線道路などにある赤い線(レッドルート)は、停車すること自体が禁止されています。違反はカメラでも取り締まられ、罰金の通知は後から郵送で届きます。
罰金の例ロンドン交通局の赤い線の道路では160ポンド(14日以内の支払いなら80ポンド)
出典:イギリス政府(ハイウェイコード238・240)、ロンドン交通局(レッドルート)、ロンドン交通局(取り締まりの手続き)
バスレーンは路面の標示と標識で示され、標識に書かれた運用時間は一般の車は走行できません。禁止の表示がなければ、停車して荷物を積み下ろすことはできます。カメラで取り締まられ、罰金の通知(PCN)は後から郵送で届きます。
罰金の例ロンドン交通局の道路では160ポンド(14日以内の支払いなら80ポンド)
変更されやすい項目です(時々大きく変わる)
血中アルコールの上限は、イングランド・ウェールズ・北アイルランドが0.08%、スコットランドは0.05%です。何杯までなら問題ないかは人によって異なり、政府も目安を示していません。イングランドとウェールズでも基準を下げる案が出され、2026年5月まで意見が募集されました。
多くの場合、ガソリンはUnleaded(アンレデッド)、軽油はDiesel(ディーゼル)と表記されています。ポンプとノズルには、ガソリンなら丸の中に「E10」か「E5」、軽油なら四角の中に「B7」の表示があります。ノズルの色は国によって異なるため、日本の「緑は軽油」の感覚で選ばず、この表示と給油口の近くの表示を見比べてください。
在英国日本国大使館などの安全の手引きによると、車そのものだけでなく、車内に置いた物や装備品だけが盗まれることも少なくありません。リモートキーの電波を特殊な装置で受信・中継して車を解錠し、エンジンをかけて盗む事案も起きています。
対策短時間の駐停車でも必ずドアをロックし、車内に物を残さないようにしてください。駐車する際は人目につきにくい場所を避け、係員の近くや明かりの下を選びましょう。リモートキーは、できるだけ車から離れた場所に置いておく必要があります。
出典:在英国日本国大使館・在エディンバラ日本国総領事館「安全の手引き」(2026年4月)
信号待ちで停止している際に、開いた窓から手を入れられて荷物を奪われることがあります。走行中に他の車やバイクが前に割り込み、強制的に停止させられて、車や貴重品を奪われる例もあります。
対策乗車中も常にドアをロックし、信号待ちでは窓を閉めておきましょう。荷物は、座席など外から見える場所に置かないでください。
出典:在英国日本国大使館・在エディンバラ日本国総領事館「安全の手引き」(2026年4月)
ロンドン中心部の渋滞税(Congestion Charge)区域を平日7時〜18時、土日祝12時〜18時に走行する場合は、自分で料金を支払う必要があります。2026年1月2日からは1日18ポンド(当日か事前の支払い)、走行した日の3日後の深夜0時までの支払いは21ポンドになりました。支払わない場合、車の登録上の保有者にペナルティ(PCN)180ポンドが送られ、14日以内に支払えば半額、28日を過ぎると270ポンドに上がります。
対策ロンドン中心部を走行する予定がある場合は、ロンドン交通局(TfL)の公式サイトで当日か事前に支払ってください。レンタカーの場合は、支払いの扱いを借りる際に確認しましょう。排ガス基準(ULEZ)を満たさない車は、別にULEZの料金も必要になります。
出典:ロンドン交通局(TfL)告示 02/26 渋滞税の変更(2026年1月)、ロンドン交通局(TfL)渋滞税のペナルティ、ロンドン交通局(TfL)渋滞税
テムズ川を渡るダートフォード・クロッシングの通行料(Dart Charge)は、渡った翌日の深夜0時までに自分で支払う必要があります。期限までに支払わない場合、70ポンドの罰金が科されます。14日以内に支払えば35ポンドに減額され、通知を受け取ってから28日以内に支払わないと105ポンドに増額されます。
対策渡ったら翌日の深夜0時までに、英国政府の公式サイト(GOV.UK)から支払ってください。レンタカーの場合は、支払いの扱いを借りる際に確認しておきましょう。
出典:英国政府 GOV.UK(ダートフォード・クロッシングの通行料)(2024年12月)、英国政府 GOV.UK(Dart Chargeの罰金)(2024年12月)
国を問わず起きているトラブルは「ヨーロッパ共通のトラブル」に、被害にあった際の手順は「盗難・紛失のときの手順」にまとめています。
旅行者の体験談に見られるトラブル(未確認情報、4件)は「旅行者の体験談」のページに掲載しています。
海外ドライブ迷わないメモ|電話番号の確認日 2026年10月21日
事故や故障の際の手順は「事故・故障のときの手順」をご覧ください。電話番号は公式の案内から転記していますが、変更されることがあります。出典のページでもご確認ください。
出典:イギリス政府(緊急通報)、外務省 海外安全ホームページ、AA「Emergency instant breakdown cover」、AA 会員規約(Breakdown Membership、2026年9月版)、National Highways「Driving on motorways」(「Get help」の欄)、National Highways「What we do」、GOV.UK The Highway Code(Rule 277)、外務省(在外公館リスト)、在英国日本国大使館、在英国日本国大使館(緊急連絡先)、外務省 海外安全ホームページ、在エディンバラ日本国総領事館
ほかの国・地域の番号、外務省の窓口、たびレジの案内は「国ごとの緊急連絡先」にまとめています。
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