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マルタでレンタカーを運転するときの交通ルールと注意点

更新日 2026年11月1日

マルタ

日本と同じ右ハンドル・左側通行で、制限速度は市街地50km/h、市街地外80km/hです。首都バレッタ中心部の進入料(CVA)と、レンタカーが走行できないバス優先レーンは、戸惑いやすい点です。

基本情報(早見表)

一般的な乗用車を、運転経験のある成人が運転する場合の規定です。上付きの数字は「出典・参考資料」の番号を示します。

通行方向
左側通行(日本と同じ右ハンドル)12詳しく日本に比べて運転が荒いと外務省が注意喚起しています
市街地
50km/h34
市街地外の一般道
80km/h34
高速道路
80km/h34中央分離帯のある幹線道路も、標識がなければ80km/h
飲酒運転
血中0.05%まで356免許取得後の試用期間中と商用車は0.02%、バスやタクシーなどは0%。2026年から無作為の検査あり
高速料金
有料道路なし。バレッタ中心部とゴゾ島フェリーは有料789詳しくバレッタはCVA(後払い)、フェリーは帰りにゴゾ側で支払います
昼間のライト
昼の点灯義務はない4昼でも見通しが悪い場合は下向きのライトを点灯します
必携の装備
三角表示板10311EUのサイトはレンタカーに消火器・救急箱も必要としていますが、現行の規則では確認できません。受け取る際に積んであるか確認してください
冬季の装備
冬タイヤやチェーンの規定はない123タイヤの規則は、すり減ったタイヤの使用禁止などです
進入規制区域
バレッタ中心部はCVA(平日8〜14時に入ると有料)13詳しく30分までは無料、1日最大6.52ユーロ。土日祝は無料
携帯電話
手に持って使うのは禁止(渋滞や信号での停止中も)5詳しく200ユーロ。窓側の耳でのイヤホン使用も200ユーロ
緊急通報
1122詳しく連絡先けが人のいない軽い接触事故は事故報告書で処理し、それ以外の事故は交通監視員(21 320 202)、けが人がいる場合は警察(112または21224001)に連絡します
日本の免許証
国外運転免許証(ジュネーブ条約)と日本の免許証21415日本の免許証のみでも、最後の入国から12か月まで運転できると規則で定められています

各国の数値を並べて比較するには交通ルール比較表をご覧ください。マイナ免許証のみでは、海外で運転免許証として認められないおそれがあります(詳細)。

マルタの道路標識

マルタは左側通行で、標識はイギリス型(丸は命令、三角は警告、長方形は案内)ですが、速度の単位はkm/hで、高速道路はありません。制限速度は市街地50km/h、市街地外80km/hで、町名の標識がそのまま市街地の始まりを示します。首都バレッタは入ると課金されるCVA(カメラ式の進入管理)区域で、ラウンドアバウトでは右から来る車に譲ります。

イギリスの体系をもとにした国際型で、警告は赤縁の白い三角、禁止は赤縁の白い丸、指示は青い丸、案内は長方形です。「STOP」は赤い八角形、「GIVE WAY」は赤縁の白い逆三角形(中に文字のない型と「GIVE WAY」と書かれた型があります)で、文字は英語(一部マルタ語併記)です。標識の形や図柄にはイタリア製のものが混じるなど多少のばらつきがあり、道路交通規則(Traffic Signs and Carriageway Markings Regulations、1969年)とTransport MaltaのRoad Codeに定められています。192223

一般道の案内標識Town
一般道の案内(青)
制限速度50
制限速度(km/h)
優先道路
優先道路
右方優先の交差点の予告
右方優先の交差点
譲れGIVEWAY
譲れ

図は当サイトが形と色を再現したものです。実際の標識とは細部が異なります。

高速道路の案内標識1916242526

高速道路の呼び方Arterial road(高速道路はありません)
案内標識の色その他
始まりの標識マルタには高速道路(motorway)がなく、高速道路の始まりや終わりの標識も存在しません。幹線道路(arterial road、distributor road)は中央分離帯のある片側2車線の区間もありますが、制限速度は最高80km/hで、交差点やラウンドアバウトが点在します。
番号の付け方高速道路がないため高速道路の番号はありません。案内標識では、行き先が町の名前(Valletta、Sliema、Mdina、Airportなど)で示されます。
出口の表示Exit 高速道路がないため出口の標識はなく、幹線道路の分岐は青地に白字の予告の案内標識(advance direction sign)と、分岐点の方向標識で示されます。立体交差などでは、車線ごとの矢印と行き先が門型の構造物に付いた案内標識に出ます。
高速道路以外の案内標識案内標識は青地に白字が基本で、観光地への案内は茶色地に白字です。道路名の標識は白地に黒い縁取りと黒字で、注意を促す一般の案内板は黄色地に黒字です。
料金の表示有料道路や料金所はありません。首都バレッタの市街に入るとCVA(Controlled Vehicular Access)のカメラで入出を記録され、平日8時〜14時に入った車は、18時までの区域内の滞在時間に応じて課金されます。マルタ島とゴゾ島を結ぶフェリーは、ゴゾ島からの帰路に車と乗客の料金を支払います。
補足乗用車とレンタカー(self-drive motor vehicles)の最高速度は、市街地50km/h、市街地外80km/hです。道路によっては60km/hや70km/hの標識があり、固定式の速度取締りカメラが幹線道路に設置されています。

市街地の入口・出口1923

見た目町や村の入口に、町名を書いた長方形の標識(place name)が立ちます。町名はマルタ語の地名(例:Il-Mosta、Ir-Rabat、Birkirkara)で書かれ、英語名が違う町(Valletta=Il-Belt Valletta、Mdina=L-Imdina)もあります。標識に50の数字はありませんが、この標識から市街地の規則が始まります。標識の地の色は公的な出典では確認できていません。
入ると50km/h
補足Road Codeは、市街地の境界は町名の標識または制限速度の標識で示されると定めており、町名の標識から先は標識がなくても50km/hです。100人以上が住める家の集まりは市街地とみなされます。住宅街には30km/hの区間もあります。

制限速度の標識194

制限速度50
制限速度
制限速度の終わり50
制限速度の終わり
形と単位赤い縁の丸、km/h。白地に赤い縁取りの丸に黒い数字で制限速度が書かれています。イギリスと同じ形ですが、数字はkm/hです。「ZONE」と組み合わせた区域の制限速度の標識(Entry to zone limit)もあります。
終わりの標識同じ数字の丸が灰色になり黒い斜線が引かれた「End of speed limit」の標識でその制限が終わり、白い丸に黒い斜線の「National speed limit applies」(国の一般制限速度)の標識も使われます。その先は市街地50km/h、市街地外80km/hです。
すべての規制の終わり「すべての規制の終わり」を示す専用の標識はありません。制限速度の終わりは上記の標識か、次の制限速度の標識で切り替わります。
補足幹線道路には固定式の速度取締りカメラがあり、イギリス型のカメラの絵柄の標識で予告されます。可変式の制限速度を出す電光標識や、速度に反応して点滅する注意標識もあります。

優先関係の標識1923425

優先道路
優先道路
優先道路の終わり
優先道路の終わり
譲れGIVEWAY
譲れ
止まれSTOP
止まれ
ラウンドアバウト
ラウンドアバウト
右方優先の交差点の予告
右方優先の交差点
標識のない交差点迷ったら相手を主要道路とみなして譲る
優先道路の標識黄色のひし形
見た目主要道路は「Priority Road」(白い縁取りの黄色のひし形)の標識で指定され、脇道の側に「GIVE WAY」の標識と路面の破線、または赤い八角形に白い「STOP」の標識と路面の実線が置かれます。「GIVE WAY」の標識は赤縁の白い逆三角形で、中に文字のないイタリア型と、黒字で「GIVE WAY」と書かれたイギリス型の両方が使われています。優先の終わりはひし形に黒い斜線です。同格の道路の交差点の手前には、赤縁の白い三角に黒い十字の警告標識(Crossroads)が立つことがあり、同時に着いた場合は右の車が優先です。標識も路面標示もない交差点で、どちらが主要道路か迷う場合は相手を主要道路とみなして譲ります。
ラウンドアバウトラウンドアバウトは、手前の赤縁の白い三角に円を描く3本の黒い矢印の警告標識と、入口の「GIVE WAY」の破線で示されます。入口に青い丸に白い3本の時計回りの矢印の標識(Roundabout)が立つこともあります。左側通行のため時計回りに回り、右から来る(すでに回っている)車に道を譲ります。路面に小さな白い円を描いただけのミニ・ラウンドアバウトも同じ規則です。マルタの幹線道路はラウンドアバウトが多く、車線のらせん状の標示(spiral roundabout)に従って出口の車線を選びます。
補足Road Codeは「標識のない場所では慎重さと譲り合いの原則に従う」としており、以前のHighway Codeでは、同時に交差点に着いた場合は右の車に優先を与えるとされています。主要道路を走る車は、横切る車や合流する車に対して優先です。

マルタ特有の標識・注意したい標識

バレッタの進入管理区域(カメラで課金)

バレッタの進入管理区域(カメラで課金) CVA – Controlled Vehicular Access (Valletta)161718

見た目 バレッタの市街に入る道路の12か所に、区域の出入口であることを示す標識が立ち、出入りする車をカメラが撮影します。標識の詳しい図柄は公的な出典では確認できていません。城壁の内側の歩行者区域には別に進入禁止の標識があります。

意味 平日8時〜14時に区域に入った車は、18時までの区域内の滞在時間に応じて課金されます。最初の30分は無料、30分〜1時間は0.82ユーロ、以後1時間ごとに0.82ユーロで1日最高6.52ユーロです。平日14時以降に入った場合と土日祝は無料です。請求は車の登録者に郵送されます。

対応 バレッタの観光は、城壁の外の駐車場やパーク・アンド・ライド(Floriana、Blataなど)に車を置いて歩くのが確実です。車で入った場合の課金は登録者であるレンタカー会社に請求され、後日手数料とともに精算されることがあります。

罰金の例 請求書から30日以内に未払いの場合は2%または5.82ユーロの高い方が加算され、90日を過ぎると2倍になります

国の一般制限速度の標識(市街地外は80km/h)

国の一般制限速度の標識(市街地外は80km/h) National speed limit applies194

見た目 白い丸に、黒い太い斜線が1本引かれているだけの標識です。イギリスと同じ図柄ですが、マルタでは意味する速度がkm/hです。制限速度の区間の終わりや、町を出る地点に立ちます。

意味 ここから先はその道路の種類の法定の上限に戻ります。乗用車とレンタカーは市街地外で80km/h、市街地では50km/hです。「速度無制限」の意味ではありません。

対応 マルタの道路は狭く曲がりくねった区間が多いため、80km/hは上限であって目標ではありません。町名の標識が見えたら50km/hに戻してください。

ラウンドアバウト(右から来る車に譲る)

ラウンドアバウト(右から来る車に譲る) Roundabout – give way to the right19

見た目 赤縁の白い三角形に円を描く3本の黒い矢印の警告標識が手前に立ち、入口の路面に「GIVE WAY」の破線が引かれています。入口に青い丸に白い3本の時計回りの矢印の標識(Roundabout)が立つこともあります。ミニ・ラウンドアバウトは路面に白い円が描かれ、大きなラウンドアバウトでは車線ごとに行き先の矢印が路面に描かれています。

意味 左側通行のため時計回りに回り、右から来る車(すでに回っている車)が優先です。路面の矢印で指定された車線から出口へ向かい、ミニ・ラウンドアバウトでは中央の円を回って通過します。

対応 日本の感覚で左右を見て先に入るのではなく、右から来る車が途切れるまで待ってください。出口の手前で左の方向指示器を出し、らせん状の車線標示がある大きなラウンドアバウトでは、入る前に行き先の車線を選びます。

レッカー移動区域(駐車すると移動されます)TOW ZONE

レッカー移動区域(駐車すると移動されます) Tow Zone1920

見た目 赤縁の丸に青地と赤い斜線の「駐車禁止」または赤い×印の「停車禁止」の標識の下に、「TOW ZONE」と書かれた板が付いています。路面の黄色い線と組み合わせて使われます。

意味 駐車禁止の区間のうち、違反車がレッカー移動される区間です。駐車禁止の違反金に加えて、移動と保管の費用を支払わない場合、車を返してもらえません。

対応 「TOW ZONE」の板がある場所には短時間でも止めないでください。マルタでは路面の黄色い線(駐車禁止)と、住民専用の駐車区画(residents parking)も多いため、白い枠の駐車区画か駐車場を利用しましょう。

トンネル内は車線変更禁止 Through tunnel – Stay in lane19

見た目 トンネルの手前に、「THROUGH TUNNEL」「STAY IN LANE」の文字と制限速度(50など)を組み合わせた標識が立ちます。トンネル内は実線で車線が区切られ、電光標識に車線ごとの矢印や×印が出ます。

意味 トンネルの中では車線を変えず、表示された制限速度を守ります。赤い×印の車線は閉鎖されており、進入できません。

対応 サンタ・ヴェネラ(Santa Venera)など幹線道路のトンネルでは、入る前に行き先の車線を選び、中では車線を変えないでください。ライトを点けて走ります。

優先道路の標識

優先道路の標識 Priority Road19

見た目 白い縁取りの中に黄色の正方形を斜めに置いたひし形の標識です。黒い斜線が入ると優先の終わり(End of priority)です。幹線道路の交差点の手前に立ち、脇道には「GIVE WAY」か「STOP」が置かれます。

意味 この標識のある道路を走る車は、横切る車や合流する車に対して優先です。脇道から出る車が譲ります。

対応 優先道路を走っていても、脇道から飛び出す車に備えてください。標識がなく優先が分からない交差点では、相手の道を主要道路とみなして譲るのがマルタのRoad Codeの原則です。

固定式の速度取締りカメラ Speed camera確認中1921

見た目 取締りカメラの手前に、カメラの絵柄の予告標識が立つことがあります。標識の様式は公的な出典では確認できていません。カメラは道路脇の柱に設置され、幹線道路や海岸道路にあります。

意味 固定式の速度取締りカメラがあり、超過すると地方取締り機構(LESA)から違反通知が車の登録者に届きます。

対応 カメラの手前だけでなく区間全体で制限速度を守ってください。レンタカーの場合、通知は会社経由で届き、手数料が加算されます。

標識に出る現地語

標識の表記意味主な場所
Give Way譲れ交差点・ラウンドアバウト
Stop止まれ交差点
Keep left左側を通れ中央分離帯・安全地帯
No entry進入禁止市街地・バレッタ
One way一方通行市街地
Diversion迂回路(黄色の標識)工事
Road works工事中一般道
Road closed通行止め一般道
No waiting / No stopping駐車禁止/停車禁止市街地
Tow Zoneレッカー移動区域市街地の駐車禁止区間
Residents parking住民専用の駐車区画住宅地
Bus laneバス専用レーン市街地
CVAバレッタの進入管理区域(課金)バレッタの入口
Stay in lane車線変更禁止トンネル
Reduce speed nowここで減速幹線道路
Airport / Ajruport空港(マルタ国際空港)案内標識
Ċirkewwaチルケウワ(ゴゾ島行きフェリー乗り場)案内標識
Il-Belt Vallettaバレッタ(マルタ語名)案内標識

標識の形と色の基本、国ごとの違いの一覧は「国ごとの道路標識の違い」にまとめています。

マルタで運転するときの注意点

  1. 日本と同じ左側通行、ただし運転は荒い傾向
  2. バレッタ中心部は平日8〜14時の進入が有料
  3. バスなどの優先レーンはレンタカーの走行不可
  4. けが人のいない接触事故は事故報告書で処理
  5. ゴゾ島へのフェリーは帰路にゴゾ側で支払い
  6. 違反の罰金はレンタカーでも借り手の責任

1日本と同じ左側通行、ただし運転は荒い傾向

法令ではなく、現地の慣習です

マルタは日本と同じ右ハンドル・左側通行のため、運転の感覚は日本に近いものです。ただし外務省は、日本と比べて運転が荒いので注意が必要だとしています。車間距離を広めにとり、急な割り込みや無理な追い越しに備えましょう。

出典:外務省 海外安全ホームページ

2バレッタ中心部は平日8〜14時の進入が有料

変更されやすい項目です(時々大きく変わる)

首都バレッタの中心部はCVA(車両進入管理)の区域に指定されており、出入りする車のナンバーをカメラで記録しています。平日の8〜14時に入って30分を超えて滞在すると、1時間ごとに0.82ユーロ(1日最大6.52ユーロ)が課金されます。14時以降に入る場合と土日祝は無料です。請求書は車の登録上の所有者に届くため、レンタカーでの扱いは借りる際に確認しておきましょう。

出典:バレッタCVA(公式)、バレッタCVA(よくある質問)、マルタ運輸局(Transport Malta)

3バスなどの優先レーンはレンタカーの走行不可

優先レーン(priority vehicle lane)に指定された車線は、バスなどの公共交通の車両、馬車、自転車、バイク、緊急車両などしか走行できません。レンタカー(self-drive)はここでいう公共交通の車両に含まれません。走行できる車の種類と時間帯は、標識に表示されています。

罰金の例優先レーンを走ると50ユーロ

出典:Your Europe(EU)、マルタ交通規制令(第65章)

4けが人のいない接触事故は事故報告書で処理

けが人のいない軽い接触事故(bumper-to-bumper)の場合は、警察も地域の交通監視員(ウォーデン)も呼ばず、マルタ保険協会の事故報告書の用紙を使って処理します。それ以外の事故は監視員(21 320 202)に、けが人がいる場合は警察(112または21224001)に連絡してください。

出典:マルタ運輸局(Transport Malta)

5ゴゾ島へのフェリーは帰路にゴゾ側で支払い

変更されやすい項目です(毎年変わる)

マルタ島のチルケウワ(Ċirkewwa)とゴゾ島のイムジャール(Mġarr)を結ぶフェリーは予約制ではなく、到着した順に乗船します。車の往復料金は行きには支払わず、ゴゾ側の料金所で帰る前に支払います(公式サイトで事前に購入することもできます)。乗用車と運転者で15.70ユーロで、同乗者の乗船券は別に必要です。

出典:ゴゾ・チャンネル(よくある質問)、ゴゾ・チャンネル(運賃)

6違反の罰金はレンタカーでも借り手の責任

変更されやすい項目です(時々大きく変わる)

速度違反や駐停車違反など法律の別表に載る違反は、レンタカー(self-drive car)の場合、借りた人の責任になると定められています。スマートフォンを手に持つと、渋滞や信号で停止していても200ユーロの罰金です。窓側の耳でイヤホンを使用するのも同じ額で、禁止場所での駐停車は23.29ユーロです。

罰金の例携帯電話200ユーロ、窓側の耳のイヤホン200ユーロ、禁止場所での駐停車23.29ユーロ

出典:マルタ交通規制令(第65章55条)、マルタ交通規制令(第65章 別表2)、マルタ交通規制令(第65章 別表2)

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マルタで起きているトラブル

駐車中の車上荒らし

マルタは一般に治安が良く凶悪な犯罪はまれですが、スリや窃盗とともに車上荒らしの被害も起きています。

対策車の中に貴重品を残さないでください。外から見える場所に荷物を置かず、短時間でも施錠しましょう。

出典:外務省 海外安全ホームページ(マルタ 安全対策基礎データ)(2024年1月)

空港に無人返却した翌日に傷の修理代を請求される

2021年に報じられた例では、マルタ国際空港に係員の立ち会いなしでレンタカーを返却したところ、翌日に新しい傷が見つかったとして350ユーロを引き落とされました。借り手が傷を確認できたのは数週間後で、その間に車は別の客に貸されていました。消費者請求審判所は、双方とも証拠を残すべきだったとして半額の返金を命じました。マルタの欧州消費者センターも、営業時間外に返却した車は翌日に点検され、後から損傷を請求されることがあるとしています。

対策なるべく営業時間内に返却し、係員と一緒に車を確認して書面に残してください。無人で返却する場合は、指定の場所に止めて車の写真や動画を撮っておきましょう。

出典:Times of Malta(報道)(2021年8月)、マルタ欧州消費者センター(ECC Malta)「Car Rental」(2022年7月)

大雨による低地の道路の冠水

マルタは道路の排水設備が十分でなく、大雨が続くと標高の低い地域に水がたまり、水害が起きることがあります。

対策大雨の際は当局の発表や報道に注意し、水がたまった道路には入らないでください。

出典:外務省 海外安全ホームページ(マルタ 安全対策基礎データ)(2024年1月)

国を問わず起きているトラブルは「ヨーロッパ共通のトラブル」に、被害にあった際の手順は「盗難・紛失のときの手順」にまとめています。

旅行者の体験談に見られるトラブル(未確認情報、2件)は「旅行者の体験談」のページに掲載しています。

緊急時の連絡先

事故や故障の際の手順は「事故・故障のときの手順」をご覧ください。電話番号は公式の案内から転記していますが、変更されることがあります。出典のページでもご確認ください。

緊急通報(警察・救急・消防)
112けが人のいない軽い接触事故は事故報告書で処理し、それ以外の事故は交通監視員(21 320 202)、けが人がいる場合は警察(112または21224001)に連絡します
故障・パンク時の連絡先(ロードサービス)
レンタカー会社契約書などに記載された24時間対応窓口に最初に連絡します。自分でレッカー車や修理業者を手配しないでください。
マルタの自動車クラブの公式サイトでは、ロードサービスの番号を確認できませんでした。
日本大使館・総領事館
マルタは在イタリア日本国大使館が兼轄しています。スリーマの在マルタ日本国大使館(兼勤駐在官事務所)でも領事窓口を利用できます。
在マルタ日本国大使館スリーマ+356 27 324 491領事窓口の受付は月・水・金の午前です。来館の際は、事前に電話またはメールで調整してください。ウェブサイト
在イタリア日本国大使館ローマ+39 06 487 991ウェブサイト

出典:マルタ運輸局(Transport Malta)、外務省(在外公館リスト)、在マルタ日本国大使館、外務省 海外安全ホームページ、外務省(在外公館リスト)、在イタリア日本国大使館

ほかの国・地域の番号、外務省の窓口、たびレジの案内は「国ごとの緊急連絡先」にまとめています。

出典・参考資料

  1. 外務省 海外安全ホームページ anzen.mofa.go.jp
  2. マルタ運輸局(Transport Malta) transport.gov.mt
  3. Your Europe(EU) europa.eu
  4. マルタ運輸局(学科試験の問題集) transport.gov.mt
  5. マルタ交通規制令(第65章) legislation.mt
  6. マルタ議会(2026年第2号法) parlament.mt
  7. RAC rac.co.uk
  8. マルタ運輸局(Transport Malta) transport.gov.mt
  9. ゴゾ・チャンネル(公式) gozochannel.com
  10. ÖAMTC(マルタ) oeamtc.at
  11. マルタの旅客輸送・車両貸出規則(S.L. 499.68) legislation.mt
  12. マルタ法令(自動車規則 S.L. 65.11 第110条) legislation.mt
  13. バレッタCVA(公式) secure.cva.gov.mt
  14. マルタ運転免許規則(S.L. 65.18) legislation.mt
  15. 警察庁(ジュネーブ条約締約国) npa.go.jp
  16. マルタ政府(CVA、バレッタの進入管理の料金) cva.gov.mt
  17. マルタ政府(CVA、よくある質問) cva.gov.mt
  18. Transport Malta(マルタでの車の運転) transport.gov.mt
  19. Transport Malta(Malta Road Code 2025年版 別添5・第10章) transport.gov.mt
  20. Transport Malta(法令一覧、車両のクランプと移動に関する規則) transport.gov.mt
  21. EU都市モビリティ観測所(マルタの速度取締りカメラ設置) urban-mobility-observatory.transport.ec.europa.eu
  22. マルタ政府(legislation.mt、Traffic Signs and Carriageway Markings Regulations S.L. 65.05) legislation.mt
  23. マルタ政府(gov.mt、Highway Code) gov.mt
  24. Transport Malta(道路標識の技術指針) transport.gov.mt
  25. Wikipedia(英語版)Road signs in Malta en.wikipedia.org
  26. Infrastructure Malta(道路庁):案内標識の設計指針(2024年5月) infrastructuremalta.com