1高速道路は入口で券を取り、出口で支払い
変更されやすい項目です(時々大きく変わる)
高速道路(autocesta、アウトツェスタ)の多くは、入口で通行券を取り、出口の料金所で走行した距離の分を現金かカードで支払います。ENCと書かれたレーンは専用の機器を付けた車用のため、入らないでください。2027年3月からは料金所をなくし、カメラでナンバーを読み取る新方式「Crolibertas」に切り替える予定で、機器のない車は事前の登録が必要になります。
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高速道路は入口で通行券を取り出口で支払う方式で、2027年3月から料金所のない電子式に切り替わる予定です。11月〜3月は昼間もライト点灯が義務で、ドゥブロヴニク旧市街周辺の通行規制区域と、ネウムでの国境通過には注意が必要です。
一般的な乗用車を、運転経験のある成人が運転する場合の規定です。上付きの数字は「出典・参考資料」の番号を示します。
各国の数値を並べて比較するには交通ルール比較表をご覧ください。マイナ免許証のみでは、海外で運転免許証として認められないおそれがあります(詳細)。
クロアチアの案内標識は、高速道路(autocesta)が緑地に白、自動車専用道路(brza cesta)が青地に白、そのほかの道路が黄色地に黒です。高速道路は入口で券を取り出口の料金所で支払う方式で、「ENC」と表示されたレーンは電子機器を付けた車専用です。2027年には料金所のない新方式Crolibertasへの移行が予定されています。市街地の入口は白い町名の標識で、そこから50km/hです。
ウィーン条約型です。警告は赤縁の白い三角(A)、規制は赤縁の白い丸や青い丸(B)、案内は四角(C・D)で、道路標識規則(Pravilnik o prometnim znakovima, signalizaciji i opremi na cestama、NN 92/2019)に番号付きで定められています。案内標識の地の色は高速道路が緑、自動車専用道路が青、一般道が黄色、市街地の目的地が白です。工事を知らせる警告標識(A15)だけは、地が黄色です。192423
図は当サイトが形と色を再現したものです。実際の標識とは細部が異なります。
| 高速道路の呼び方 | Autocesta (A) / Brza cesta (B) |
|---|---|
| 案内標識の色 | 緑 |
| 始まりの標識 | 緑の四角に白で、高架の道路を正面から見た絵柄(C64 Autocesta)です。終わりは同じ絵柄に赤い斜線(C65)です。青い四角に白い車の絵柄(C66)は自動車専用道路(brza cesta)で、制限速度は110km/hです。 |
| 番号の付け方 | 高速道路はAと数字(A1 ザグレブ〜スプリト〜ドゥブロヴニク、A3 ブレガナ〜リポヴァツなど)で緑地に白、自動車専用道路はBと数字で青地に白、国道はDと数字、欧州路線のE番号は緑地に白です。キロポスト(C114)も高速道路は緑、自動車専用道路は青です。 |
| 出口の表示 | Izlaz 出口(izlaz)の手前に、緑地に白で出口名と番号を示す予告標識(D01)が立ち、減速車線の手前に距離の標識(C91)があります。分岐点には出口名と矢印の標識が立ち、一般道の行き先は黄色の枠に黒字で書かれます。 |
| 高速道路以外の案内標識 | 高速道路以外の道路の案内標識は黄色地に黒字です。市街地の地区や施設は白地に黒、観光地は茶色地に白で示されます。隣国の地名には国の記号が添えられ、イストリアではイタリア語との2言語表記です。 |
| 料金の表示 | 高速道路の大半が有料で、入口で通行券を取り、出口の料金所で距離に応じて現金(ユーロ)かカードで支払います。料金所の手前には料金所を知らせる標識(C96)が立ち、レーンの上に「ENC」と電子機器の絵柄があるレーンは車載機器を付けた車専用です。ザグレブ東、Svilaj、Čarapine、Karamatići、Demerjeには40km/hで通過できる高速ENCレーンがあります。2027年3月からは料金所を廃止し、門型のカメラでナンバーを読み取るCrolibertas方式に移行する予定です。 |
| 補足 | ザグレブ〜マツェリ(A2)とイストリア(A8・A9)は別会社の運営ですが、Crolibertasは全国共通で導入されます。 |
| 見た目 | 白い長方形に黒い縁と黒字で町名を書いた標識(C76 Naziv naselja)です。出口の標識(C77)は同じ町名に赤い斜線が入ります。少数民族の地域ではクロアチア語の下に第2言語が併記されます。 |
|---|---|
| 入ると | 50km/h |
| 補足 | 町名の標識と同じ位置の規制標識は、その市街地の全区間に適用されます。市街地の入口の標識から50km/hになり、出口の標識で90km/hに戻ります。 |
| 形と単位 | 赤い縁の丸、km/h。白地に赤縁の丸に黒い数字(B30 Ograničenje brzine)で、単位は書かれません。制限速度の下限は青い丸に白い数字です。 |
|---|---|
| 終わりの標識 | 赤い縁のない白い丸に、終わる制限速度の数字と黒い斜線が重なった標識(C11)で、その道路の一般制限速度に戻ります。 |
| すべての規制の終わり | 赤い縁のない白い丸に黒い斜線だけの標識(C14 Prestanak svih zabrana)で、文字はありません。それまでの禁止がすべて終わります。 |
| 補足 | 一般制限速度は高速道路130km/h、自動車専用道路110km/h、そのほかの市街地外の道路90km/h、市街地50km/hです。11月1日から3月31日までは昼間も前照灯の点灯が義務です。 |
| 標識のない交差点 | 標識がなければ右から来る車が優先 |
|---|---|
| 優先道路の標識 | 黄色のひし形 |
| 見た目 | 優先道路は白縁の黄色いひし形(C06 Cesta s prednošću prolaska)、終わりは同じ標識に黒い斜線です。譲れは赤縁の白い逆三角形(B01)、止まれは赤い八角形に白で「STOP」(B02)です。優先道路のない交差点の手前には、赤縁の白い三角に黒い十字の警告標識(A02)が立つことがあり、主に市街地外に設置されます。 |
| ラウンドアバウト | ラウンドアバウトの手前には赤縁の白い三角に円形の矢印を描いた警告標識(A03)が立つことがあり、入口には青い丸に白い矢印(Kružni tok prometa)が立ちます。通常は「譲れ」(B01)も併設されます。環道内の車が優先で、入る側が道を譲ります。 |
| 補足 | 標識のない交差点では右から来る車が優先です。路面電車は左右に関係なく優先されます。 |
見た目 白い四角の中に赤縁の丸の「30」と「ZONA」の文字を入れた区域標識(C22)です。終わりは同じ標識に斜線(C23)です。
意味 区域内のすべての道路で標識の速度(多くは30km/h)が上限です。入口にだけ立ち、区域内では繰り返されません。
対応 ザグレブやスプリトの住宅地、旧市街の周辺に多いため、入口の標識を見落とさないでください。
| 標識の表記 | 意味 | 主な場所 |
|---|---|---|
| Izlaz | 出口 | 高速道路・駐車場 |
| Obilazak | 迂回路 | 一般道・工事(黄色の標識) |
| Radovi na cesti | 工事中 | 工事区間 |
| Cesta zatvorena | 通行止め | 一般道 |
| Jednosmjerna cesta | 一方通行 | 市街地 |
| Zabranjeno parkiranje | 駐車禁止 | 市街地 |
| Naplata cestarine | 料金所 | 高速道路 |
| Polako | 徐行 | 一般道・工事 |
| Centar | 中心部 | 市街地の案内 |
| Zračna luka | 空港 | 案内標識 |
| Trajekt | フェリー | 港の案内 |
| Benzinska postaja | ガソリンスタンド | 案内標識 |
| Policija | 警察 | 案内標識 |
| Bura | 強風(ボラ) | 高速道路の電光掲示(A1・A6) |
| Granični prijelaz | 国境検問所 | 案内標識 |
車で直接行き来できる隣国に入ると変わる点です。国境を越える予定がある場合は、隣国のページの「道路標識」の章も併せてご覧ください。
スロベニアに入ると高速道路は緑地のままですが、料金所ではなく電子ビニエットが必要になります。ボスニア・ヘルツェゴビナ(ネウム回廊)やモンテネグロへ入る場合は、借りた車の国外持ち出しの可否と保険(グリーンカード)を事前に確認する必要があります。ハンガリーに入ると電子ビニエットが必要です。
| 国 | 高速道路の案内標識 | 市街地の入口 | 速度の単位 | 標識のない交差点 | 高速道路の料金 | ページ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 緑 | 白地に町名 | km/h | 標識がなければ右から来る車が優先 | 有料。入口で券を取り、出口で現金またはカードで支払い | — | |
| 緑 | 黄色地に町名 | km/h | 標識がなければ右から来る車が優先 | 高速道路は電子式のビニエットが必要(7日間16ユーロから) | 標識の章 | |
| 青 | 白地に町名 | km/h | 標識がなければ右から来る車が優先 | e-matrica(電子ビニエット)が必要(10日券6,900フォリント) | 標識の章 | |
| 緑 | 黄色地に町名 | km/h | 標識がなければ右から来る車が優先 | 入口で券を取り、出口の料金所で現金またはカードで支払い | 標識の章 | |
| 緑 | 黄色地に町名 | km/h | 標識がなければ右から来る車が優先 | 有料。入口でカードを取り、出口で現金またはカードで支払い | 標識の章 | |
| 緑 | 黄色地に町名 | km/h | 標識がなければ右から来る車が優先 | ソジナ・トンネル2.50ユーロ、高速道路(全区間)3.50ユーロ | 標識の章 |
標識の形と色の基本、国ごとの違いの一覧は「国ごとの道路標識の違い」にまとめています。
変更されやすい項目です(時々大きく変わる)
高速道路(autocesta、アウトツェスタ)の多くは、入口で通行券を取り、出口の料金所で走行した距離の分を現金かカードで支払います。ENCと書かれたレーンは専用の機器を付けた車用のため、入らないでください。2027年3月からは料金所をなくし、カメラでナンバーを読み取る新方式「Crolibertas」に切り替える予定で、機器のない車は事前の登録が必要になります。
変更されやすい項目です(時々大きく変わる)
旧市街を囲む一帯は特別交通規制区域(Zona posebnog prometnog režima)で、2026年は4月1日〜10月31日、入口の信号から先は許可のある車しか進入できません。進入できるのは、Pileなどの公式駐車場を事前予約した車、区域内の宿が事前にナンバーを登録した車、区域内のホテルに宿泊する車などです。カメラでナンバーが記録され、罰金は数か月後に届くこともあります。
罰金の例個人は260ユーロ。レンタカーは貸した会社に科され、会社には1,320ユーロなど。2026年5月からは、会社が借り手を市に届け出れば260ユーロ。借り手に1,600ユーロを超える請求が来た例もあります
出典:ドゥブロヴニク市(官報2026年第3号)、ドゥブロヴニク市(官報2026年第10号、レンタカーの決定)、欧州消費者センター・ドイツ
変更されやすい項目です(時々大きく変わる)
スプリト方面からドゥブロヴニクへ海沿いの国道を走ると、ボスニア・ヘルツェゴビナのネウム周辺を通り、Klek(クレク)とZaton Doli(ザトン・ドリ)の国境で審査を受けます。2025年10月12日から、日本人などEU外の旅行者はEES(出入域システム)の対象で、指紋と顔写真を登録します。ペリェシャツ橋(Pelješki most)を通る道路なら、クロアチア国内だけで行くことができます。
毎年11月1日から3月31日までは、昼間でもロービームかデイライトを点灯して走行することが義務です。日本では昼間の点灯は任意ですが、クロアチアの冬は違反になります。二輪車は一年中点灯が必要です。
11月15日〜4月15日は、指定された冬季区間(高速道路の一部や山間部の国道など)で、天候にかかわらず冬装備が必要です。4本とも冬タイヤ(M+S)にするか、溝4mm以上の夏タイヤで駆動輪用のチェーンを積みます。ほかの道路でも、雪や氷がある場合は冬装備が必要です。
罰金の例冬装備なしで走ると130ユーロ
一般の運転者は血中アルコール0.05%(0.5g/kg)までです。職業運転者と、24歳未満でクロアチアの免許を持つ「若い運転者(mladi vozač、ムラディ・ヴォザチ)」は0%です。内務省の説明でも「若い運転者」はクロアチアで発行された免許を持つ人に限られ、日本の免許で運転する人には年齢にかかわらず0.05%の基準が適用されます。
罰金の例0.05%を超え0.1%までで390〜660ユーロ。0.15%を超えると1,320〜2,650ユーロまたは最長60日の拘禁
出典:クロアチア警察(道路交通安全法199条)、クロアチア車両センター(道路交通安全法2024年版)、クロアチア内務省(よくある質問)
車には反射ベスト、三角表示板、救急箱、予備の電球を積むことが義務です(キセノンやLEDの車は予備の電球は不要)。借りる際にそろっているかを確認してください。クロアチア自動車クラブ(HAK)は、反射ベストを乗車人数分そろえるよう勧めています。
一部の幹線道路には、速度違反の自動取締装置があります。レンタカーで速度超過をすると、帰国後にレンタカー会社を通じて違反金の請求書が届きます。
対策標識の制限速度を守ってください。法定の最高速度は市街地で時速50km、市街地外の一般道で時速90km、高速道路で時速130kmなどで、標識で別に定められた区間もあります。
出典:外務省 海外安全ホームページ(クロアチア 安全対策基礎データ)(2025年11月)
ドゥブロヴニク市は2025年6月から、ピレ周辺を含む旧市街を囲む一帯に特別な交通規制区域を設けています。規制の期間は4月1日から10月31日までで、通行が認められていない車の出入りを取り締まります。レンタカーで進入すると貸した会社に罰金が科され、会社は進入をその場で知ることができる仕組みになっています。
対策旧市街へは区域の外に車を置いて向かい、ナビの経路が区域を通らないか確認してください。区域内の宿や駐車場を利用する場合は、車の通行が認められるかを事前に宿や市の案内で確認しましょう。
出典:ドゥブロヴニク市 公報 2026年第10号(レンタカー車両の規制区域への出入りに関する決定)(2026年5月)、ドゥブロヴニク市 公報 2026年第3号(規制区域の決定の改正)(2026年2月)、ドゥブロヴニク市(特別交通規制区域の案内)(2025年7月)
リエカやクルク島などを管轄する警察によると、観光シーズンには住宅や車への侵入、海辺での盗難が増えます。警察は、海水浴場とその駐車場、キャンプ場などで防犯を呼びかけています。
対策車を離れる際は窓をすべて閉めて施錠し、車内の見える所に貴重品を置かないでください。宿の部屋番号や車のナンバーがわかる鍵は、人目につかない所にしまっておきましょう。
出典:クロアチア内務省 プリモリェ・ゴルスキ・コタル郡警察(2025年8月)、クロアチア内務省 イストラ郡警察(2025年8月)
シサク・モスラヴィナ県、カルロヴァツ県、リカ・セニ県、スプリト・ダルマチア県の一部では、1991〜1995年の紛争で埋められた地雷が、舗装された主要道路以外の脇道や山野に残っています。地雷の場所を示す表示が古くなって失われている所もあるとされています。プリトヴィツェ湖群国立公園は、地雷が残るおそれのある地区ではありません。
対策観光地を外れて地雷が残る地域を通る際は、舗装された主要道路から外れないでください。ドクロマークの標識に注意し、近づかないようにしましょう。
出典:外務省 海外安全ホームページ(クロアチアの危険情報)(2024年7月)、外務省 海外安全ホームページ(クロアチア 安全対策基礎データ)(2025年11月)
在クロアチア日本国大使館によると、強引な割り込みや、方向指示器を出さずに急に車線を変える運転の荒い車が見られます。夏は大規模な道路工事が集中し、通行止めや車線変更に伴う事故が起きやすくなります。6月から9月ごろは沿岸部や島で森林火災が頻繁に起き、大きな火災では退避が必要になることもあります。
対策工事区間では標識に従って速度を落とし、車間を空けてください。森林火災の情報が出たら報道を確認し、当局の指示に従いましょう。
出典:在クロアチア日本国大使館「安全の手引き」(2026年9月)、在クロアチア日本国大使館「安全の手引き」(自然災害)(2026年9月)
国を問わず起きているトラブルは「ヨーロッパ共通のトラブル」に、被害にあった際の手順は「盗難・紛失のときの手順」にまとめています。
旅行者の体験談に見られるトラブル(未確認情報、4件)は「旅行者の体験談」のページに掲載しています。
海外ドライブ迷わないメモ|電話番号の確認日 2026年10月21日
事故や故障の際の手順は「事故・故障のときの手順」をご覧ください。電話番号は公式の案内から転記していますが、変更されることがあります。出典のページでもご確認ください。
出典:在クロアチア日本国大使館、クロアチア自動車クラブ(HAK)、HAK ロードサービス 1987、HAK 技術支援サービス、HAK 料金表(Pregled naknada)、HAC(クロアチア高速道路会社)ロードサービス、在クロアチア日本国大使館(領事情報)、外務省 海外安全ホームページ、外務省 在外公館リスト
ほかの国・地域の番号、外務省の窓口、たびレジの案内は「国ごとの緊急連絡先」にまとめています。