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フィンランドでレンタカーを運転するときの交通ルールと注意点

更新日 2026年11月1日

フィンランド

冬(10月末〜4月初め)は多くの道路で制限速度が引き下げられ、11月から3月は冬道であれば冬用タイヤが義務です。ヘラジカやトナカイとの事故は112への通報が必要で、昼間もライトを点灯します。

基本情報(早見表)

一般的な乗用車を、運転経験のある成人が運転する場合の規定です。上付きの数字は「出典・参考資料」の番号を示します。

通行方向
右側通行1
市街地
50km/h23「Taajama(町)」の標識から先。標識でこれより低い区間もあります
市街地外の一般道
80km/h24詳しく標識がない場合。夏は標識で100km/hの道もありますが、冬は主に80km/hに下がります
高速道路
夏は120km/h、冬は100km/h41詳しく冬の制限は例年10月末〜4月初め。標識で確認してください
飲酒運転
血中0.05%まで5呼気1リットルあたり0.22mg
高速料金
なし(有料道路も有料橋もなし)16
昼間のライト
昼もロービームまたはデイライトの点灯が義務21
必携の装備
三角表示板67外国ナンバーの車も義務
冬季の装備
11月1日〜3月31日は、冬道なら冬用タイヤが義務8詳しく溝3mm以上。スタッドレスは3PMSF(雪山マーク)付き
進入規制区域
乗用車の進入規制なし9ヘルシンキの環境ゾーンは路線バスとごみ収集車が対象
携帯電話
手に持って使うのは禁止(ハンズフリーは可)27
緊急通報
112(警察・救急・消防とも)16連絡先
日本の免許証
国外運転免許証(ジュネーブ条約)と日本の免許証101112詳しく公式の英語訳と日本の免許証でも可。マイナ免許証は無免許とされるおそれがあり、従来の免許証を持参します

各国の数値を並べて比較するには交通ルール比較表をご覧ください。マイナ免許証のみでは、海外で運転免許証として認められないおそれがあります(詳細)。

フィンランドの道路標識

フィンランドの標識はウィーン条約型ですが、警告標識と禁止標識の地の色が黄色です。高速道路(Moottoritie)の案内標識は緑地に白文字、一般道は青地に白文字で、料金所やビニエットはありません。市街地の入口は町のシルエットの絵柄の標識(Taajama)で、そこから先は50km/hです。冬は多くの道路で制限速度が引き下げられます。

ウィーン条約型です。警告標識は赤い縁の三角形、禁止標識は赤い縁の丸で、どちらも地が黄色、絵柄は黒です。指示標識は青い丸、規則を示す標識(Sääntömerkit)と案内標識は長方形です。スウェーデン語も公用語のため、沿岸部などの二言語の自治体では地名がフィンランド語とスウェーデン語で併記され、ラップランドではサーミ語が加わることもあります。151623

高速道路の案内標識
高速道路(緑)
一般道の案内標識Town
一般道の案内(青)
市街地の入口
市街地の入口
制限速度50
制限速度(km/h)
優先道路
優先道路
右方優先の交差点の予告
右方優先の交差点
譲れ
譲れ

図は当サイトが形と色を再現したものです。実際の標識とは細部が異なります。

高速道路の案内標識2425261917232227

高速道路の呼び方Moottoritie / Motorväg
案内標識の色緑
始まりの標識E15「Moottoritie」は緑の四角に白で、2本の車線の上を橋が横切る高速道路の絵柄です。終わりのE16「Moottoritie päättyy」は同じ絵柄に赤い斜線が入ります。E17「Moottoriliikennetie」(自動車専用道路)も緑地に白い車の絵柄で、終わりのE18には赤い斜線が入ります。高速道路の制限速度は標識で示され、夏は120km/h、冬は100km/hに下がります。
番号の付け方国道(Valtatie、1〜39番)は赤地に白い数字、幹線道路(Kantatie、40〜99番)は黄色地に黒い数字、地方道(Seututie、100〜999番)は白地に黒い数字です。欧州路線のE番号(E18、E75など)は緑地に白文字で、高速道路の多くは国道番号とE番号の両方で案内されます。
出口の表示Erkanemisviitta(出口は矢印と番号で表示) 出口には「Exit」に当たる文字はなく、緑の案内標識に斜め上向きの白い矢印と行き先の地名、インターチェンジの番号が示されます。出口の手前には距離を示す予告標識が立ちます。
高速道路以外の案内標識高速道路以外の道路の案内標識(Suunnistustaulu、Tienviitta)は青地に白文字と白い矢印です。地元の施設への案内は白地に黒文字、観光地への案内は茶色地です。
料金の表示有料道路、有料橋、ビニエットはなく、料金所の表示もありません。群島部の道路に組み込まれたフェリー(Lossi、Lautta)も無料です。
補足高速道路の制限速度は季節で変わり、冬(10月末〜4月初め)は120km/hの区間が100km/hに下がります。可変式の標識の区間では、天候によって11月末まで高い速度が維持されることがあります。

市街地の入口・出口1617142328

市街地の入口
入口
市街地の出口
出口
見た目E22「Taajama」(市街地)は黄色の長方形に黒で建物の並び(町のシルエット)を描いた絵柄で、標識そのものに文字はありません。下に町の名前を書いた補助標識が付くことがあります。出口のE23「Taajama päättyy」は同じ黄色の標識に赤い斜線が引かれます。
入ると50km/h
補足この標識から先は、速度の標識がなくても50km/hです。市街地を出ると一般道は80km/hで、夏に100km/hの標識がある道路も冬は80km/hに下がります。

制限速度の標識1815292120

制限速度50
制限速度
制限速度の終わり50
制限速度の終わり
形と単位赤い縁の丸、km/h。C32「Nopeusrajoitus」は黄色地に赤い縁の丸で、黒い数字が入ります。単位はkm/hで標識には書かれていません。冬に切り替わる区間では、可変式の電光標識(黒地に白か黄色の数字)で示されることがあります。
終わりの標識C33「Nopeusrajoitus päättyy」は、赤い縁のない黄色い丸に灰色の数字を書き、黒い斜線を重ねたものです。この先は一般制限速度(市街地50km/h、市街地外80km/h)に戻ります。市街地の入口のE22や出口のE23も、速度を切り替える標識として働きます。
すべての規制の終わり「全規制の終わり」に当たる標識はありません。区域の速度規制はC34「Nopeusrajoitusalue」(黄色い正方形に、赤い縁の速度の丸と黒い文字)で始まり、C35(同じ形で数字が灰色になり、黒い斜線が入ったもの)で終わります。
補足国境の入口にはI18「Yleinen nopeusrajoitus」(青地に白の案内標識)が立ち、市街地50km/h、市街地外80km/hの一般制限速度が示されます。高速道路の速度は一般制限速度ではなく、その都度標識で示されます。

優先関係の標識3031132832

優先道路
優先道路
優先道路の終わり
優先道路の終わり
譲れ
譲れ
止まれSTOP
止まれ
ラウンドアバウト
ラウンドアバウト
右方優先の交差点の予告
右方優先の交差点
標識のない交差点標識がなければ右から来る車が優先
優先道路の標識黄色のひし形
見た目優先道路はB1「Etuajo-oikeutettu tie」で、白い縁の黄色いひし形です。終わりのB2は同じひし形に黒い斜線が入ります。B5「Väistämisvelvollisuus risteyksessä」(通称カルキコルミオ、譲れ)は赤い縁の黄色い逆三角形、B6「Pakollinen pysäyttäminen」は赤い八角形に白で「STOP」です。標識のない対等な交差点(Tasa-arvoinen risteys)では右から来る車に道を譲ります。交差点の手前には、赤い縁の黄色い三角形に黒い十字を描いたA21「Tienristeys」が立つことがあり、右から来る車に譲る交差点であることを予告します。
ラウンドアバウトラウンドアバウト(Liikenneympyrä)の手前にはA24の黄色い三角形の警告標識、入口にはB5の逆三角形とD2の青い丸に白い矢印(反時計回り)の標識が立ちます。入る車は環道を走る車に道を譲り、横断する自転車や歩行者にも注意します。
補足住宅地の小さな交差点は標識がないことが多く、右から来る車が優先です。制限速度60km/h以下の道路では、停留所から発車するバスにも道を譲る義務があります。

フィンランド特有の標識・注意したい標識

ヘラジカの飛び出し注意

ヘラジカの飛び出し注意 Hirvi (A20.1)1314

見た目 赤い縁の黄色い三角形に、黒いヘラジカの絵柄です。区間の長さを示す補助標識が付くことがあり、同じ番号の標識にシカ類(A20.3 Kauriseläin)の絵柄もあります。

意味 ヘラジカが道路を横切ることが多い区間です。ヘラジカは体重が数百kgあり、乗用車との衝突は致命的になります。

対応 薄暮と夜明けは特に速度を落としてください。ヘラジカや野生動物と衝突した場合は112へ通報する義務があります。

トナカイ注意・トナカイ飼育地域

トナカイ注意・トナカイ飼育地域 Poro (A20.2) / Poronhoitoalue (I17)151416

見た目 A20.2は赤い縁の黄色い三角形に黒いトナカイの絵柄です。ラップランドなど北部のトナカイ飼育地域の入口には、I17「Poronhoitoalue」の標識(黄色地に黒いトナカイと赤い縁)が立ち、その地域全体で注意が必要です。

意味 放牧されているトナカイが道路上や道路脇にいる地域です。トナカイは群れで移動し、車を見ても逃げないことがあります。

対応 トナカイを見たら減速し、群れが渡り終えるまで待ってください。衝突した場合は112へ通報する義務があり、飼い主への補償の手続きが行われます。

自動取締りカメラ

自動取締りカメラ Automaattinen liikennevalvonta (I15)15

見た目 青い長方形に白でカメラの絵柄を描いた標識です。幹線道路の路肩に立つ灰色の箱型のカメラ柱(通称ペルティポリーシ)の手前に設置され、区間の長さを示す補助標識が付くことがあります。

意味 警察の自動速度取締りが行われる区間です。写真が撮られると、違反は車の登録者に通知されます。

対応 標識を見たら制限速度を守ってください。冬は同じ道路でも制限速度が下がっているため、可変式の標識の数字を確認します。

生活道路(20km/h)

生活道路(20km/h) Pihakatu (E24)1718

見た目 青い長方形に白で家、車、ボールで遊ぶ子どもと大人の絵柄を描いた標識です。住宅地や中心部の生活道路の入口に立ち、終わりのE25には赤い斜線が入ります。

意味 歩行者が道路の全幅を使える生活道路で、車の速度は20km/hまでです。歩行者に道を譲る義務があり、駐車は指定された場所に限られます。

対応 歩く速さに近い速度で走り、子どもや歩行者を優先してください。通り抜けの近道として使わないようにしましょう。

歩行者専用道路

歩行者専用道路 Kävelykatu (E26)1714

見た目 青い長方形に白で歩行者の絵柄を描いた標識で、下に乗り入れが許される車や時間帯を示す補助標識が付くことがあります。終わりのE27には赤い斜線が入ります。

意味 歩行者専用の道路で、補助標識で許された車(店舗への配達など)だけが歩く速さで走れます。

対応 許可がなければ進入せず、許可された場合も歩行者を優先して歩く速さで走ってください。ヘルシンキやトゥルクの中心部の商店街にあります。

一般制限速度の案内(国境)5080

一般制限速度の案内(国境) Yleinen nopeusrajoitus (I18)1519202122

見た目 青い長方形の案内標識で、白で描かれた丸で囲んだ速度の数字が2つ並び、市街地の一般制限速度の「50」と、市街地外の「80」が示されています。国境の入口に立っています。

意味 フィンランドの一般制限速度を知らせる案内で、標識がない場合は市街地50km/h、市街地外80km/hです。高速道路の制限速度(夏120km/h、冬100km/hなど)は一般制限速度ではなく、その都度標識で示されます。

対応 入国したらこの標識で基本の速度を確認してください。冬(10月末〜4月初め)は高速道路と多くの幹線道路の制限が下がるため、実際の標識の数字に従います。

標識に出る現地語

標識の表記意味主な場所
Kiertotie迂回路工事・通行止め
Tietyö道路工事工事区間
Suljettu通行止め工事・通行止め
Ei läpiajoa通り抜け禁止住宅地
Ajo sallittu通行可(補助標識)歩行者専用道路など
Alue区域(ゾーン規制)速度・駐車の区域
Keskusta / Centrum中心部市街地の案内
Lentoasema / Flygplats空港案内標識
Satama港案内標識
Poliisi警察案内標識
Lossi / Lauttaフェリー(無料の渡し)群島部・湖沼地帯
Tulli税関国境
Poronhoitoalueトナカイ飼育地域北部
Rautatieasema鉄道駅案内標識
Kelirikko融雪期の路面損傷(重量制限)春の砂利道

隣国との違い

車で直接行き来できる隣国に入ると変わる点です。国境を越える予定がある場合は、隣国のページの「道路標識」の章も併せてご覧ください。

スウェーデンへ渡っても標識の体系はほぼ同じで、警告標識は黄色、高速道路は緑です。ノルウェーへ入ると一般道の案内標識が黄色地に黒文字に変わり、有料道路の自動課金(AutoPASS)があります。エストニアへはフェリーで渡り、警告標識は白地、案内標識は青地です。

国高速道路の案内標識市街地の入口速度の単位標識のない交差点高速道路の料金ページ
フィンランド(この国)緑独自の様式km/h標識がなければ右から来る車が優先なし(有料道路も有料橋もなし)—
スウェーデン緑白地に町並みの絵柄km/h標識がなければ右から来る車が優先高速道路は無料。ストックホルムとヨーテボリは混雑税(自動課金)標識の章
ノルウェー青青地に町名(速度の効力なし)km/h標識がなければ右から来る車が優先有料区間と市街地の料金所は自動課金(AutoPASS)標識の章

標識の形と色の基本、国ごとの違いの一覧は「国ごとの道路標識の違い」にまとめています。

フィンランドで運転するときの注意点

  1. 11月から3月の冬道は冬用タイヤが義務
  2. 冬は制限速度が低下、高速道路は100km/h
  3. ヘラジカやトナカイと衝突したら112に通報
  4. 制限60km/h以下の道では発車するバスが優先
  5. 日本の免許は従来のカード型免許証を持参

111月から3月の冬道は冬用タイヤが義務

11月1日から3月31日までは、天候や路面の状況が必要とする場合は冬用タイヤ(Talvirengas、タルヴィレンガス)が義務で、溝は3mm以上必要です。冬道かどうかは、取り締まりの場では警察が判断します。スタッドレスタイヤは山と雪の結晶のマーク(3PMSF)付きでなければなりません(2024年12月から)。スパイクタイヤは11月1日から3月31日までで、路面の状況によってはそれ以外の時期も使用できます。

出典:フィンランド交通・通信庁(Traficom、夏用・冬用タイヤ)、フィンランド交通・通信庁(タイヤの表示)、フィンランド交通・通信庁(法改正の説明)

2冬は制限速度が低下、高速道路は100km/h

変更されやすい項目です(毎年変わる)

毎年10月末から4月初めごろまで、暗さと路面の滑りやすさに合わせて、道路標識の制限速度が引き下げられます。100km/hの道路は主に80km/h(一部は70km/h)に、高速道路(Moottoritie、モーットリティエ)は120km/hから100km/hになります。2026〜2027年の冬は10月28日〜30日に切り替わりました。常に標識の数字を確認して走行してください。

出典:フィンランド交通インフラ庁(2026年10月の発表)、フィンランド交通インフラ庁(冬の制限速度)

3ヘラジカやトナカイと衝突したら112に通報

ヘラジカ(Hirvi、ヒルヴィ)やシカ、イノシシ、クマなどと衝突した場合は、必ず112に電話して警察に通報してください。北部ではトナカイ(Poro、ポロ)が群れで道路を横切り、衝突した場合も112に通報します。三角表示板を200〜300m手前に置き、衝突した場所に目印を付けます。クマやイノシシの場合は、けがをした動物が危険なので車から出ないでください。

出典:フィンランド警察(大型の野生動物)、フィンランド交通安全協会(トナカイ)

4制限60km/h以下の道では発車するバスが優先

制限速度60km/h以下の道路で、停留所に停車しているバスがウインカーを出して発車しようとしている場合は、後方から来た車が道を譲らなければなりません。市街地では、停留所のバスの横を通る前に、ウインカーが出ていないかを確認しましょう。

出典:フィンランド交通安全協会(運転の手引き2025)

5日本の免許は従来のカード型免許証を持参

変更されやすい項目です(時々大きく変わる)

旅行者は、日本の免許証に国外運転免許証か、英語・フィンランド語・スウェーデン語の公式な翻訳を添えれば運転できます。2025年3月に始まったマイナ免許証は、カードの表面に免許の情報が記載されないため、フィンランドの当局に無免許とされるおそれがあると大使館が注意喚起しています。警察庁も、マイナ免許証だけを持って国外で運転することは控えるよう求めています。マイナ免許証だけの人は、出発前に運転免許センターなどで従来の免許証も持つ手続きをしておきましょう(いつでも手続きできます)。

出典:在フィンランド日本国大使館、警察庁(マイナ免許証のよくある質問)、外務省(運転免許)

基本情報に戻る

フィンランドで起きているトラブル

トナカイやヘラジカとの衝突、警察への通報が必要

道路に、トナカイなどの大型動物が出てくることがあります。北部のトナカイ飼育地域では、トナカイは7〜8月と11〜1月によく動き、複数で行動することが多くなっています。ヘラジカなどシカ類との衝突は必ず112で警察に届け出る必要があり、トナカイも軽く当たっただけで112に通報します。

対策動物の標識がある区間では速度を落とし、薄暗くなったらハイビームを活用して道路脇に目を配ってください。衝突した場合は三角表示板を200〜300m手前に置き、112に通報しましょう。

出典:外務省 海外安全ホームページ(フィンランド 安全対策基礎データ)(2025年11月)、フィンランド警察(Poliisi)動物と衝突したとき、フィンランド交通安全協会(Liikenneturva)動物との事故(2026年8月)

冬季のラップランドで雪道に不慣れな運転による事故

ラップランドでは、空港でレンタカーを借りて初めて雪道や凍結路を走行する外国人旅行者が、ロヴァニエミ北側の国道4号などで渋滞や危険な状況を生んでいると警察が説明しています。旅行者の事故は幹線道路での道路外への逸脱や市街地での接触が多く、ナビに従って除雪されていない林道やスノーモービルのルートに入り込む例もあります(いずれも報道)。冬タイヤは11月1日から3月31日まで、天候や路面に応じて義務になります。

対策車間距離を十分にとり、無理な追い越しをしないでください。制限速度が100km/hでも路面に合わせて減速し、出発前に道路の天気予報を確認しましょう。

出典:Yle(フィンランド公共放送)報道(2025年2月)、Yle(フィンランド公共放送)報道(2025年2月)、外務省 海外安全ホームページ(フィンランド 安全対策基礎データ)(2025年11月)

自動カメラの反則金は後日、所有者経由で通知

幹線道路や市街地に固定式の自動取締りカメラが1,000か所以上あり、移動式の取締り車もあります。カメラによる軽い違反の反則金(速度超過20km/h以下で70〜200ユーロ)は車の所有者や使用責任者に送られ、20km/hを超える速度超過は所得に応じた日数罰金になります。レンタカーでは、こうした罰金に関わる会社の事務手数料が後からカードに請求されることがあります。

対策カメラの標識がある区間では、特に制限速度を守ってください。警察は反則金や罰金をSMSで知らせないため、SMSの支払い要求には応じないようにしましょう。

出典:フィンランド警察(Poliisi)Automatic traffic surveillance、欧州消費者センター フィンランド(ECC Finland)レンタカーの後日請求、フィンランド警察(Poliisi)お知らせ(2024年3月)

国を問わず起きているトラブルは「ヨーロッパ共通のトラブル」に、被害にあった際の手順は「盗難・紛失のときの手順」にまとめています。

旅行者の体験談に見られるトラブル(未確認情報、1件)は「旅行者の体験談」のページに掲載しています。

緊急時の連絡先

事故や故障の際の手順は「事故・故障のときの手順」をご覧ください。電話番号は公式の案内から転記していますが、変更されることがあります。出典のページでもご確認ください。

緊急通報(警察・救急・消防)
112(警察・救急・消防とも)
故障・パンク時の連絡先(ロードサービス)
レンタカー会社契約書などに記載された24時間対応窓口に最初に連絡します。自分でレッカー車や修理業者を手配しないでください。
Autoliitto(フィンランド自動車連盟)0200 8080会員は会員証やアプリに記載の専用番号を使い、Plus・Premium会員は規約どおり無料です。会員以外も依頼できますが、作業した業者から料金を請求されます。会員以外向けの一般番号です。通話料は、応答から1分1.93ユーロと通信料です(待ち時間も含みます)。
高速道路で止まったら故障した車が道路をふさぐなど危険な場合は、Fintrafficの道路利用者ライン 0200 2100(24時間)に連絡します。ここではロードサービスの手配は行いません。
日本大使館・総領事館
在フィンランド日本国大使館ヘルシンキ+358 9 686 0200開館時間外にかけると、外部の緊急対応サービスにつながります。ウェブサイト

出典:Visit Finland(フィンランド政府観光局)、フィンランド自動車連盟(Autoliitto)、Autoliitto ロードサービス、Fintraffic(フィンランド交通管制会社)、在フィンランド日本国大使館、在フィンランド日本国大使館(領事班の連絡先情報)、外務省 海外安全ホームページ、外務省 在外公館リスト

ほかの国・地域の番号、外務省の窓口、たびレジの案内は「国ごとの緊急連絡先」にまとめています。

出典・参考資料

  1. Visit Finland(フィンランド政府観光局) visitfinland.com
  2. フィンランド道路交通法 9条(Finlex) finlex.fi
  3. フィンランド交通安全協会(Liikenneturva) liikenneturva.fi
  4. フィンランド交通インフラ庁(Väylävirasto) vayla.fi
  5. フィンランド警察(交通安全と取り締まり) poliisi.fi
  6. フィンランド自動車連盟(Autoliitto) autoliitto.fi
  7. Your Europe(EU) europa.eu
  8. フィンランド交通・通信庁(Traficom、夏用・冬用タイヤ) traficom.fi
  9. ヘルシンキ市(環境ゾーンの調査) hel.fi
  10. 在フィンランド日本国大使館 fi.emb-japan.go.jp
  11. フィンランド交通・通信庁(Traficom、外国の免許での運転) traficom.fi
  12. 警察庁(マイナ免許証のよくある質問) npa.go.jp
  13. フィンランド交通・通信庁 Traficom(道路交通法の標識グループAの寸法、2022年) traficom.fi
  14. Liikenneturva(Driving in Finland) liikenneturva.fi
  15. フィンランド交通・通信庁 Traficom(道路交通法の標識グループIの寸法) traficom.fi
  16. Liikenneturva(フィンランドで車を運転する、日本語版) liikenneturva.fi
  17. EU理事会文書(ISA用の標識カタログ、フィンランドの項) data.consilium.europa.eu
  18. フィンランド自治体協会 Kuntaliitto(道路交通法の説明資料、2020年5月29日) kuntaliitto.fi
  19. 南東フィンランドELYセンター(冬季・暗期の制限速度、2024年10月23日) sttinfo.fi
  20. フィンランド交通・通信庁 Traficom(標識グループIの寸法、I18) finlex.fi
  21. フィンランド交通インフラ庁 Väylävirasto(Mikä tilanne? Valitse ajonopeus sen mukaan、2023年11月2日) vayla.fi
  22. フィンランド政府 Palauteväylä(よくある質問:制限速度、2026年1月2日更新) palautevayla.fi
  23. フィンランド交通・通信庁 Traficom(標識グループEの寸法、二言語の補助標識) finlex.fi
  24. フィンランド交通・通信庁 Traficom(道路交通法の標識グループFの寸法、2025年) traficom.fi
  25. フィンランド交通インフラ庁 Väylävirasto(交通インフラ用語集、Valtatie) sanastot.suomi.fi
  26. フィンランド交通インフラ庁 Väylävirasto(交通インフラ用語集、Kantatie・Seututie) sanastot.suomi.fi
  27. フィンランド交通インフラ庁 Väylävirasto(夏の制限速度への切り替え、2026年) vayla.fi
  28. フィンランド 交通管理装置の使用に関する政令(379/2020、Finlex) finlex.fi
  29. フィンランド交通・通信庁 Traficom(標識グループCの寸法、C33〜C35) finlex.fi
  30. フィンランド交通安全協会 Liikenneturva(Väistämissäännöt) liikenneturva.fi
  31. フィンランド交通・通信庁 Traficom(道路交通法の標識グループBの寸法、2022年) traficom.fi
  32. Liikennemerkkejä.fi(A21 Tienristeys) liikennemerkkeja.fi