トップ › 国・地域から探す › バルカン・東欧 › モンテネグロ

モンテネグロでレンタカーを運転するときの交通ルールと注意点

更新日 2026年11月1日

モンテネグロ

ビニエットはなく、有料区間はソジナ・トンネルと、供用中の高速道路(スモコヴァツ〜マテシェヴォ間)だけです。昼間も一年中ライト点灯、飲酒は0.03%まで(24歳までの若い運転者と運転経験12か月未満の人は0%)、11月15日〜4月1日は冬タイヤの規定があります。山道の夜間運転と事故時の対応には注意が必要です。

基本情報(早見表)

一般的な乗用車を、運転経験のある成人が運転する場合の規定です。上付きの数字は「出典・参考資料」の番号を示します。

通行方向
右側通行1
市街地
50km/h12
市街地外の一般道
80km/h123一部の幹線(自動車専用道)は100km/h
高速道路
130km/h14詳しく高速道路はスモコヴァツ〜マテシェヴォ区間のみ
飲酒運転
血中0.03%まで256724歳までの若い運転者、運転経験12か月未満の人、職業運転者は0%
高速料金
ソジナ・トンネル2.50ユーロ、高速道路(全区間)3.50ユーロ89詳しくビニエットはありません。料金所で現金・カード・TAGで支払います
昼間のライト
一年中、昼もライト点灯(ロービームまたはデイライト)12
必携の装備
三角表示板、反射ベスト5210車外に出る際はベストを着用します。救急箱と予備電球も積むよう勧められています
冬季の装備
11月15日〜4月1日、雪・氷の路面と指定区間では冬タイヤ1112詳しく溝4mm以上。毎年の命令で指定された区間は天候に関係なく必要。スパイクは禁止
進入規制区域
コトル旧市街(城壁内)は車両進入禁止。ペラストの海沿いの道も通行止め131415ペラストは2025年9月29日から通年(電気自動車と許可車を除く)。違反は150〜1,000ユーロ
携帯電話
手に持って使うのは禁止。ハンズフリーは可12
緊急通報
警察122、救急124、消防123116連絡先ロードサービス(モンテネグロ自動車連盟)19807
日本の免許証
国外運転免許証と日本の免許証171819法律の条文では、一時滞在中は外国の免許証か、外国の免許証と一緒に「国際運転免許証」を使って運転できます

各国の数値を並べて比較するには交通ルール比較表をご覧ください。マイナ免許証のみでは、海外で運転免許証として認められないおそれがあります(詳細)。

モンテネグロの道路標識

モンテネグロの標識はウィーン条約型で、地名はラテン文字だけで書かれます。高速道路の案内は緑、一般の幹線道路は黄色が基調で、有料なのはソジナ・トンネルと高速道路スモコヴァツ〜マテシェヴォ間だけで、どちらも料金所で支払います。昼間もライト点灯が義務で、11月15日〜4月1日は冬季の装備規定があります。

ウィーン条約型(旧ユーゴスラビア共通の様式)です。警告は赤縁の白い三角に黒い絵柄(工事の警告と仮設の標識だけは黄色地)、禁止は赤縁の白い丸、指示は青い丸、案内は四角です。セルビアと同じ番号体系の標識ですが、国道の地名はラテン文字だけで書かれます。201081125

出口Town
出口:Izlaz
一般道の案内標識Town
一般道の案内(黄色)
市街地の入口Town
市街地の入口
制限速度50
制限速度(km/h)
優先道路
優先道路
右方優先の交差点の予告
右方優先の交差点
譲れ
譲れ

図は当サイトが形と色を再現したものです。実際の標識とは細部が異なります。

高速道路の案内標識20482524

高速道路の呼び方autoput
案内標識の色緑
始まりの標識高架の道路を正面から見た白い絵柄の四角い標識(III-19「autoput」)が高速道路の始まりで、終わりは同じ絵柄に赤い斜線が入った標識(III-20)です。自動車専用道(put rezervisan za saobraćaj motornih vozila)は白い車の絵柄の標識(III-21)で始まり、終わりは赤い斜線(III-22)です。
番号の付け方高速道路はバール〜ボリャレ線(Autoput Bar–Boljare)で、2026年時点で供用しているのはスモコヴァツ〜マテシェヴォ間です。欧州路線のE番号(E65、E80など)は緑地に白で、幹線道路は「M-2」のようにMと数字、地方道路はRと数字で表されます。
出口の表示Izlaz 出口の予告標識(III-64)と分岐点の標識(III-65)は緑地に白い縁取りと白い文字で、矢印と行き先の地名が示されます。地名はラテン文字だけです。
高速道路以外の案内標識高速道路以外の幹線道路(M)と地方道路(R)の案内標識は黄色地に黒字、自動車専用道は青地に白字です。観光地への案内は茶色、特定の施設への案内は白地です。
料金の表示有料なのはソジナ・トンネル(普通車2.5ユーロ)と高速道路スモコヴァツ〜マテシェヴォ間(普通車は全区間3.5ユーロ)だけで、それ以外の道路は無料です。高速道路は閉鎖式で、スモコヴァツ、ペレヴ・ブリイェグ、ヴェルシャ、マテシェヴォの各出入口に料金所があり、現金(ユーロ)かカードで支払います。屋根に「ENP」の表示が点灯しているレーンは電子決済の車載器(TAG)を付けた車専用です。
補足高速道路の始まりの標識の地の色は規則の本文で確認できず、旧ユーゴスラビア型の青か、案内標識と同じ緑のどちらかです。絵柄と赤い斜線の有無で判断してください。

市街地の入口・出口2010

市街地の入口Town
入口
市街地の出口Town
出口
見た目町名をラテン文字で書いた横長の長方形の標識(III-23「naziv naseljenog mjesta」)で、一般道では黄色地に黒い縁取りと黒字、高速道路では緑地に白い縁取りと白字です。町の出口(III-24)は同じ標識に赤い斜線が入ります。市街地の規則が始まる地点を示す標識(III-23.1「naseljeno mjesto」)が別に立つこともあり、その終わりはIII-24.1です。III-23.1の図柄は規則の本文で確認できていません。
入ると50km/h(市街地の一般制限速度。標識で最大80km/hまで緩和される区間があります)
補足法律上は建物の絵柄の標識(III-23.1)から市街地の規則が適用されますが、地名標識が見えたら速度を落としておくと安全です。

制限速度の標識201026

制限速度50
制限速度
制限速度の終わり50
制限速度の終わり
すべての規制の終わり
すべての規制の終わり
形と単位赤い縁の丸、km/h。白地に赤い縁の丸に黒い数字(II-30「ograničenje brzine」)で、単位は書かれておらずkm/hです。法律の一般制限速度は市街地50km/h、市街地外の一般道80km/h、自動車専用道100km/h、高速道路130km/hですが、供用中の高速道路はトンネルが多く標識で100km/hなどに抑えられています。
終わりの標識白い丸に細い黒い縁があり、終わる制限速度の数字の上に、右上から左下へ向かう黒い斜線が入った標識(III-27「prestanak ograničenja brzine」)です。赤い縁はなく、文字は数字だけです。
すべての規制の終わり白い丸に細い黒い縁と、右上から左下へ向かう黒い斜線(数本の平行線のこともあります)だけが入った標識(III-29「prestanak svih zabrana」)で、文字はありません。それまでの禁止・制限の標識がすべて終わります。
補足国境の入口には、道路種別ごとの一般制限速度とライト点灯義務を示す標識(III-68)が立ちます。学校ゾーンでは6時30分〜20時30分に市街地で30km/h、市街地外で50km/hです。

優先関係の標識10202526

優先道路
優先道路
優先道路の終わり
優先道路の終わり
譲れ
譲れ
止まれSTOP
止まれ
ラウンドアバウト
ラウンドアバウト
右方優先の交差点の予告
右方優先の交差点
標識のない交差点標識がなければ右から来る車が優先
優先道路の標識黄色のひし形
見た目優先道路は、細い黒い縁の白いひし形の中に黄色いひし形を描いた標識(III-3「put sa prvenstvom prolaza」)で、終わりは同じひし形に黒い斜線(III-4)です。譲れは赤縁の白い逆三角で文字はなく(II-1)、止まれは赤い八角形に白い縁と白い文字で「STOP」(II-2)です。標識のない交差点や出会い頭では右から来る車が優先で、主に市街地外では、優先の指定がない交差点の手前に赤縁の白い三角に黒い×形の十字を描いた警告標識(I-26「ukrštanje puteva iste važnosti」)が立ちます。
ラウンドアバウトラウンドアバウトの手前には、赤縁の白い三角に反時計回りの3本の黒い矢印を描いた警告標識(I-30「raskrsnica sa kružnim tokom saobraćaja」)があり、入口には青い丸に白の円形矢印の指示標識と、赤縁の白い逆三角の「譲れ」が組み合わされます。入口に「譲れ」があれば環道内の車が優先で、なければ右方優先になるため、必ず入口の標識を確認してください。
補足山道や海岸道路は狭く、狭い区間では「対向車優先」(赤縁の丸に赤と黒の矢印)と「自車優先」(青い四角に白と赤の矢印)の標識で順番が決まります。

モンテネグロ特有の標識・注意したい標識

昼間のライト点灯義務 Oborena ili dnevna svijetla danju1020

見た目 専用の標識はなく、国境の一般制限速度の標識(III-68)の中にライト点灯の絵柄が含まれます。

意味 昼間も走行中はロービームまたはデイライトを点灯しなければなりません。夜間はハイビームが基本で、対向車や先行車がいるとき、街灯のある道路、トンネル内ではロービームに切り替えます。

対応 エンジンをかけたらロービームが点いているかを確認してください。トンネルの多い高速道路では必ずロービームで走ります。

罰金の例 点灯していないと罰金の対象になります。

冬用タイヤとチェーンの規定

冬用タイヤとチェーンの規定 Pneumatici za zimsku upotrebu / lanci za snijeg11202122

見た目 青い丸に白で、チェーンを巻いたタイヤの絵柄が描かれた指示標識(II-39「lanci za snijeg」)で、義務の終わりは同じ絵柄に赤い斜線が入った標識(III-29.1)です。冬季に装備が必要な区間は内務省の命令で指定されます。

意味 11月15日〜4月1日は、雪や凍結のある道路ではすべての車輪に溝4mm以上の冬用タイヤが必要で、命令で指定された区間では天候にかかわらず冬用タイヤが義務です。

対応 冬に山間部(ジャブリャク、コラシンなど)へ向かう場合は、冬用タイヤの車を選び、チェーンの有無も確認してください。

罰金の例 2026年8月7日施行の法改正後は、冬季に冬用タイヤなしで雪道などを走ると500〜1,000ユーロの罰金または60日以下の拘留、命令で指定された区間で装備がないと150〜300ユーロの罰金です。

30km/h区域30ZONA

30km/h区域 Zona 302023

見た目 白い長方形の中に、赤縁の丸に「30」の速度標識が埋め込まれ、「ZONA」と書かれています(III-78)。区域の出口は同じ図柄に黒い斜線が入った標識(III-78.1)です。

意味 標識から出口の標識までの区域全体で、最高速度が30km/hに制限されます。

対応 ポドゴリツァやブドヴァなどの住宅地や観光地の市街地に多く、出口の標識が出るまで30km/hを守ってください。

罰金の例 2026年8月の法改正後は、10km/h以下の超過で60〜120ユーロ、10〜20km/hで120〜200ユーロ、20〜30km/hで200〜300ユーロ、30〜50km/hで300〜500ユーロの罰金です。

学校ゾーンZONA ŠKOLE

学校ゾーン Zona škole201023

見た目 白い長方形の中に、赤縁の三角に子どもの絵柄の警告標識が埋め込まれ、「ZONA ŠKOLE」と書かれています(III-82)。出口は同じ図柄に黒い斜線が入った標識(III-82.1)です。

意味 学校の周辺で、6時30分〜20時30分は市街地で30km/h、市街地外で50km/hに制限されます。

対応 学校ゾーンでは速度制限の標識がなくても30km/hに落とし、子どもの飛び出しに備えてください。

罰金の例 2026年8月の法改正後は、10km/h以下の超過で60〜120ユーロ、10〜20km/hで120〜200ユーロ、20〜30km/hで200〜300ユーロ、30〜50km/hで300〜500ユーロの罰金です。

速度取締り区間 Kontrola brzine kretanja201023

見た目 速度取締りの区間の始まりに立つ四角い案内標識(III-92「kontrola brzine kretanja」)です。図柄と地の色は規則の本文で確認できていません。標識のない場所でも、移動式のレーダーや新しい固定カメラで取締りが行われます。

意味 この先の区間で速度の取締りが行われることを知らせます。

対応 レーダー探知機や妨害装置は車内に置くことも禁止されています。標識の有無にかかわらず制限速度を守ってください。

罰金の例 2026年8月の法改正後は、10km/h以下の超過で60〜120ユーロ、10〜20km/hで120〜200ユーロ、20〜30km/hで200〜300ユーロ、30〜50km/hで300〜500ユーロの罰金です。

国の一般制限速度とライト点灯義務の標識 Ograničenje najveće dozvoljene brzine na putevima u Crnoj Gori201023

見た目 国境の入口などに立つ大型の標識(III-68)で、市街地50、市街地外80、自動車専用道100、高速道路130の速度標識とライト点灯の絵柄が並びます。

意味 モンテネグロ国内の道路種別ごとの一般制限速度と、昼間のライト点灯義務を知らせます。

対応 入国時に確認し、以後は速度標識がない区間ではこの一般制限で走ってください。

罰金の例 2026年8月の法改正後は、10km/h以下の超過で60〜120ユーロ、10〜20km/hで120〜200ユーロ、20〜30km/hで200〜300ユーロ、30〜50km/hで300〜500ユーロの罰金です。

料金所(ソジナ・トンネルと高速道路) Naplata putarine – tunel Sozina / autoput842420

見た目 料金所の手前には、停止せずに通過することを禁じる赤縁の白い丸の標識(II-32系)と停止線があり、各レーンの上の屋根には支払い方法の表示が出ます。「ENP」の表示が点灯しているレーンは電子決済の車載器(TAG)を付けた車専用です。

意味 ソジナ・トンネル(バール〜ポドゴリツァ間)は普通車2.5ユーロ、高速道路スモコヴァツ〜マテシェヴォ間は入口で取ったカードを出口で渡し、普通車は全区間3.5ユーロです。

対応 現金(ユーロ)かカードで支払い、車載器がない場合はENPレーンに入らないでください。高速道路では入口のカードを出口まで保管します。

罰金の例 料金を払わずに通過すると未払いの通行料と違反の扱いになります。

標識に出る現地語

標識の表記意味主な場所
Izlaz出口高速道路
Obilazak迂回路工事・通行止め
Radovi na putu道路工事一般道・高速道路
Naplata putarine料金所ソジナ・トンネル・高速道路
ENP電子料金収受(ENP)のレーン料金所
Centar市街地中心部案内標識
Stari grad旧市街(コトル、ブドヴァなど)案内標識
Aerodrom空港案内標識
Policija警察市街地・国境
Carina税関(国境検問)国境
Benzinska pumpaガソリンスタンド案内標識
Parking駐車場市街地
Pješačka zona歩行者ゾーン市街地
Zona škole学校ゾーン(30km/h)市街地
STOP止まれ交差点・国境
Tunelトンネル高速道路・山岳路

隣国との違い

車で直接行き来できる隣国に入ると変わる点です。国境を越える予定がある場合は、隣国のページの「道路標識」の章も併せてご覧ください。

クロアチアに入ると高速道路の大半が有料で、入口で通行券を取り出口の料金所で支払う方式になり(2027年に料金所のない方式へ移行予定)、ボスニア・ヘルツェゴビナとセルビアも料金所で支払います。アルバニアに入ると標識はイタリア型に変わり、一般道の案内が青地になります。

国高速道路の案内標識市街地の入口速度の単位標識のない交差点高速道路の料金ページ
モンテネグロ(この国)緑黄色地に町名km/h標識がなければ右から来る車が優先ソジナ・トンネル2.50ユーロ、高速道路(全区間)3.50ユーロ—
クロアチア緑白地に町名km/h標識がなければ右から来る車が優先有料。入口で券を取り、出口で現金またはカードで支払い標識の章
ボスニア・ヘルツェゴビナ緑黄色地に町名km/h標識がなければ右から来る車が優先有料。入口でカードを取り、出口で現金またはカードで支払い標識の章
セルビア緑黄色地に町名km/h標識がなければ右から来る車が優先入口で券を取り、出口の料金所で現金またはカードで支払い標識の章
アルバニア緑白地に町名km/h標識がなければ右から来る車が優先ほとんど無料。数か所の料金所で現金またはカードで支払い標識の章

標識の形と色の基本、国ごとの違いの一覧は「国ごとの道路標識の違い」にまとめています。

モンテネグロで運転するときの注意点

  1. 有料はソジナ・トンネルとスモコヴァツ〜マテシェヴォ間の高速道路のみ
  2. 国境を越える場合は事前に連絡し、車の傷の記録を依頼
  3. 11月15日〜4月1日は冬タイヤの規定あり
  4. 事故はすべて警察へ通報、人身事故は拘束の可能性も
  5. 市街地外の夜道は避け、山道は明るいうちに通行

1有料はソジナ・トンネルとスモコヴァツ〜マテシェヴォ間の高速道路のみ

変更されやすい項目です(毎年変わる)

モンテネグロにビニエットはありません。料金がかかるのは、ポドゴリツァ方面とバール・ストモレを結ぶソジナ・トンネル「Tunel Sozina(トゥネル・ソジナ)」(乗用車2.50ユーロ)と、高速道路バール〜ボリャレ線のスモコヴァツ〜マテシェヴォ区間(全区間で乗用車3.50ユーロ)だけです。料金所では現金(ユーロ)、カード、TAGで支払えます。

出典:モンテネグロ高速道路会社Monteput、モンテネグロ政府決定(Monteput掲載)

2国境を越える場合は事前に連絡し、車の傷の記録を依頼

変更されやすい項目です(時々大きく変わる)

モンテネグロはナンバーで保険が認められる協定に加盟しているため、EUなどで登録された車はグリーンカードが不要です。ただし国境を越える予定は、借りる前にレンタカー会社と取り決めておきましょう。入国の時点で車体に目立つ傷があれば、国境の係官に記録してもらいます。傷のある車は警察の損傷証明がないと出国の際に問題になります。

出典:ドイツ外務省、ADAC、グリーンカード協議会(Council of Bureaux)

311月15日〜4月1日は冬タイヤの規定あり

変更されやすい項目です(毎年変わる)

11月15日から4月1日までは、雪や氷、凍結のある路面では全部の車輪に冬タイヤ(溝4mm以上)が必要です。毎年の命令で指定された区間では、天候に関係なく冬タイヤが必要になります。スパイクタイヤは禁止されています。冬に山へ行く場合は、レンタカーが冬タイヤ付きかどうかを借りる前に確認してください。

罰金の例雪や氷の路面で冬タイヤがない場合、個人は300〜1,000ユーロ

出典:モンテネグロ政府(警察庁)、Mondo(警察庁発表の報道)、モンテネグロ政府(警察庁、罰則)

4事故はすべて警察へ通報、人身事故は拘束の可能性も

事故は大小にかかわらず警察に届け出て記録してもらいます。ADACによると、けが人の出た事故では外国人の運転者が身柄を拘束されることがあります。外務省は、一時停止の無視や強引な追い越しなど無謀な運転が多いと注意喚起しています。交通規則を厳格に守り、無理な追い越しには付き合わないようにしましょう。

出典:ADAC、外務省 海外安全ホームページ

5市街地外の夜道は避け、山道は明るいうちに通行

法令ではなく、現地の慣習です

山道や地方の道路は路面が悪く、標識がない場所もあります。ADACは市街地外の夜間運転を避けるよう勧めており、外務省も照明が不十分な箇所が多いため夜間は特に注意するよう呼びかけています。過去には日本人旅行者の乗った観光バスが崖から転落する事故も起きています。移動は日中に終える計画にしましょう。

出典:ADAC、外務省 海外安全ホームページ

基本情報に戻る

モンテネグロで起きているトラブル

一時停止無視や強引な追い越しの多発

外務省によると、高速道路は整備されているものの、場所によって路面状態が悪く、照明が不十分な所も多くなっています。一時停止無視、強引な追い越し、割り込み、パッシングなど、交通規則を無視した運転が多く見られます。過去には、日本人旅行者が乗った観光バスが崖から転落する事故も起きています。

対策夜間の運転は特に慎重に行い、信号のない交差点では優先道路の標識を確認してください。11月15日〜4月1日は、雪や氷の路面と指定区間で冬用タイヤが義務になります。

出典:外務省 海外安全ホームページ(モンテネグロ 安全対策基礎データ)(2026年3月)、モンテネグロ警察(冬タイヤの義務)(2023年11月、現行の制度)

事故後に車を動かすと責任を問われるおそれ

事故に遭った場合は、警察の現場検証が終わるまで車を動かしてはいけません。交通の大きな妨げになる場所でも、車を動かすと、動かした人に責任があったとみなされることがあります。保険金の請求には警察の証明書が必要で、証明書には責任の有無も記載されます。

対策事故が起きたら122番(警察)に通報し、現場検証が終わるまで車をその場に残してください。レンタカー会社にもすぐに連絡し、指示を受けましょう。

出典:在セルビア日本国大使館「安全の手引き(モンテネグロ)」(2025年1月)

交通違反の罰金はその場でカード払い

モンテネグロ警察によると、交通警察の車両にはすべてカード端末があり、違反の罰金をその場で支払うと額が3分の2になります。パトロールでの支払いはカードのみで、現金では支払えません。以前は、国内に住所のない外国人が郵便局や銀行を探して支払う必要がありました。

対策交通規則を守り、運転中は利用できるカードを持っておきましょう。日本の免許証だけでは警察官との間で問題が生じるおそれがあるため、国外運転免許証も携帯してください。

出典:Vijesti(モンテネグロ警察の発表を報じた記事)(2025年7月)、在セルビア日本国大使館「安全の手引き(モンテネグロ)」(2025年1月)

国を問わず起きているトラブルは「ヨーロッパ共通のトラブル」に、被害にあった際の手順は「盗難・紛失のときの手順」にまとめています。

旅行者の体験談に見られるトラブル(未確認情報、2件)は「旅行者の体験談」のページに掲載しています。

緊急時の連絡先

事故や故障の際の手順は「事故・故障のときの手順」をご覧ください。電話番号は公式の案内から転記していますが、変更されることがあります。出典のページでもご確認ください。

緊急通報(警察・救急・消防)
警察122、救急124、消防123ロードサービス(モンテネグロ自動車連盟)19807
故障・パンク時の連絡先(ロードサービス)
レンタカー会社契約書などに記載された24時間対応窓口に最初に連絡します。自分でレッカー車や修理業者を手配しないでください。
AMSCG(モンテネグロ自動車連盟)19807モンテネグロ国内のすべてのドライバーが対象と案内されています。モンテネグロ登録の車は、最初の整備工場までのレッカーが無料です。外国の車の料金は記載されていません。ほかに +382 20 234 999、+382 63 239 987 も案内されています。
高速道路で止まったらバール〜ボリャレ高速道路では、SOS電話か、運営会社の指令センター(+382 69 066 190)で救援を求めます。
日本大使館・総領事館
在セルビア日本国大使館が兼轄しています。
在セルビア日本国大使館ベオグラード+381 11 301 2800モンテネグロ国内からも +381 から押してかけます。夜間・休日は、代表番号から緊急対応の電話に転送されます。ウェブサイト

出典:外務省 海外安全ホームページ、セルビア自動車連盟(AMSS)、AMSCG ロードサービス、AMSCG トップページ、Monteput(モンテネグロ高速道路会社)事故・故障時の対応、Monteput 連絡先、外務省 在外公館リスト、在モンテネグロ日本国大使館(在セルビア日本国大使館が運営)

ほかの国・地域の番号、外務省の窓口、たびレジの案内は「国ごとの緊急連絡先」にまとめています。

出典・参考資料

  1. 外務省 海外安全ホームページ anzen.mofa.go.jp
  2. ADAC adac.de
  3. モンテネグロ政府(道路交通安全法 第37条) wapi.gov.me
  4. モンテネグロ高速道路会社Monteput monteput.me
  5. RAC(英国自動車クラブ) rac.co.uk
  6. モンテネグロ憲法裁判所(道路交通安全法 第7条・第182a条を引用した決定) ustavnisud.me
  7. Vijesti(2026年8月施行の改正法の報道) vijesti.me
  8. モンテネグロ高速道路会社Monteput monteput.me
  9. モンテネグロ政府決定(Monteput掲載) monteput.me
  10. モンテネグロ道路交通安全法 第24条・第61条(モンテネグロ保険協会掲載) nbocg.me
  11. モンテネグロ政府(警察庁) gov.me
  12. モンテネグロ官報(2025/26年の冬タイヤ命令) sluzbenilist.me
  13. コトル市の交通規則(官報2019年51号、第11条・第47条) sluzbenilist.me
  14. コトル市の交通規則の改正(官報2025年49号、9月29日施行) sluzbenilist.me
  15. コトル市(旧市街の車両の監視、2026年5月) kotor.me
  16. セルビア自動車連盟(AMSS) amss.org.rs
  17. モンテネグロ政府(道路交通安全法 第176条) wapi.gov.me
  18. 警察庁(ジュネーブ条約締約国一覧) npa.go.jp
  19. 在セルビア日本国大使館「安全の手引き(モンテネグロ)」 yu.emb-japan.go.jp
  20. モンテネグロ道路交通標識規則(III-68) ucg.ac.me
  21. Fijaka(弁護士監修):モンテネグロの冬用タイヤの規則と2026年改正後の罰金 fijaka.com
  22. モンテネグロ官報 111/2026(道路交通安全法の改正、2026年8月7日施行) sluzbenilist.me
  23. Vijesti(2026年8月からの新しい交通違反の罰金) vijesti.me
  24. モンテネグロ高速道路会社 Monteput(TAG機器の利用案内) monteput.me
  25. Wikipedia: Road signs in Montenegro en.wikipedia.org
  26. Wikimedia Commons:ウィーン道路標識条約の標識の解説(C17a すべての禁止の終わり) commons.wikimedia.org